大奥:NHKで来年ドラマ化 三代将軍・徳川家光から最後の大政奉還までを初めて映像化

よしながふみさんのマンガ「大奥」のイラスト(C)よしながふみ/白泉社
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よしながふみさんのマンガ「大奥」のイラスト(C)よしながふみ/白泉社

 よしながふみさんの人気マンガ「大奥」が、NHKで実写ドラマ化されることが8月23日、発表された。これまでにも、映画やドラマで実写化されていたが、三代将軍の徳川家光編から、物語の最後の大政奉還までの物語が初めて映像化される。

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 「大奥」はマンガ誌「メロディ」(白泉社)で2004~20年に連載。若い男子のみがかかる奇妙な病で、男性の人口が女性の4分の1の人口に激減。江戸城では三代将軍・家光以降、将軍職は女性へと引き継がれ、大奥は美男3000人と称される男の世界へと生まれ変わるという設定で描かれる。これまでに、二宮和也さんと柴咲コウさんが出演した映画、堺雅人さんと多部未華子さんでのテレビドラマ(TBS系)、堺さんと菅野美穂さんが共演した映画と数回にわたって実写化された。

 今回のドラマは同局の「ドラマ10」枠で放送。「3代将軍・徳川家光×万里小路有功編」「5代将軍・徳川綱吉×右衛門佐編」「8代将軍・徳川吉宗×水野祐之進編」と続き、1867年の大政奉還までが描かれる。

 脚本を担当するのは、TBS系のドラマ「JIN-仁-」シリーズやNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などで知られる森下佳子さん。9月から、主要キャストが発表される。

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