甲本雅裕：月9「PICU」で麻酔科医役　“武四郎”吉沢亮を気にかける温かいキャラクター

　俳優の甲本雅裕さんが、吉沢亮さん主演の10月期のフジテレビ系“月9”ドラマ「PICU 小児集中治療室」（月曜午後9時）に出演することが9月5日、分かった。甲本さんは、志子田武四郎（吉沢さん）が勤務する丘珠（おかだま）病院の麻酔科医・今成良平を演じる。

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　ドラマは、「大規模なPICU（小児専門の集中治療室）の運営は極めて困難」と言われる北海道で、駆け出しの小児科医・志子田武四郎が、どんな子供でも受け入れられるPICU設立のため、医療用ジェット機の運用を実現させるために奔走する姿を描く。

　今成は、病院内でも引っ張りだこの麻酔科医で、裏表のない性格で人望も厚い。PICU科長の植野元（安田顕さん）の呼びかけで、稚内から緊急搬送されてくる少女の治療のために、急きょPICUに入る。武四郎が落ち込んでいるときにはさりげない優しさで手を差し伸べるなど、武四郎のことも気にかけているという役どころ。

　甲本さんは「面白い台本はあっという間に読めてしまう。読みながら場面の想像をしていると、早く現場に行きたくなりました！　おじさんはおじさんとして、しっかりおじさんを務めたいと思います！」とアピールした。

　本作のプロデュースを手がける金城綾香さんは「厳しさもありながら愛嬌（あいきょう）たっぷりの今成は、お芝居に優しさがにじみ出る方に演じていただきたいと考え、甲本雅裕さんにオファーさせていただきました。どのような温かい今成を見せてくださるのか、とても楽しみにしております」と期待を寄せた。