良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の北川景子さんが主演するテレビ朝日ドラマプレミアム「花のれん」(3月8日午後9時)に、甲本雅裕さん、泉ピン子さん、玉山鉄二さん、馬場園梓さん、渋谷凪咲さんらが出演することが2月3日、明らかになった。
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ドラマは、「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」など数々の名作で知られる故・山崎豊子さんの生誕100年を記念した作品。山崎さんの初期の代表作であり、直木賞受賞作でもある同名小説の実写化で、吉本興業の創業者、吉本せいをモデルに、明治から昭和という激動の時代、ショービジネスに人生をささげた女性興行師の河島多加(北川さん)の生涯を描くヒューマンドラマとなる。
今回が3度目の共演で、北川さんとはプライベートで大の仲良しだという泉さんは、多加の商売人としての心意気に触れて金を融通する小銭貸し、石川きんを演じる。泉さんは「私が演じる“金貸し”のきんは、役どころがあまり深く描かれていない。でもだからこそ想像が膨らんで、彼女はどこに金を隠すかな……など、やりすぎかなと思うぐらい考えました」と、自らアイデアを持ち込み演じたことを明かした。
北川さんは「ピン子さんはクランクイン前からアイデアをたくさん提案してくださって、すごい役者さんだなと改めて感じました。お芝居にも重みがあって、シリアスなシーンは真剣にぶつかり合うことができました」と感謝の言葉を口にした。
映画「花のあと」(2010年)で北川さんと夫婦役を演じたことにある甲本さんは「女優として魅力が増した北川さんと十数年の時を経て、こういう形で再会できたのはうれしい」と再共演を喜んだ。多加の商売の右腕となる、ガマ口(がまぐち)を演じる。
映画やドラマで北川さんと共演経験があり、気心の知れた間柄という玉山さん。今作では、破天荒な言動で数々の伝説を残した人気落語家の春団治を演じる。“爆笑王”の異名を持つ春団治を演じるため噺(はなし)の稽古(けいこ)を重ねて撮影に臨んだといい「落語で着物が汗でビチョビチョになり、酸欠になりかけた……」と撮影秘話を明かした。
馬場園さんは、多加とその息子の久男に尽くす、お手伝いのお梅役で出演。渋谷さんは、多加の夫の吉三郎(伊藤英明さん)の愛人、おしのを演じる。また、多加と駆け引きを繰り広げる一流寄席の席主を笹野高史さん、多加の父・孫一を吹越満さん、多加のもとで寄席小屋を采配する杉田を金山一彦さん、金を取り立てにくる京都の織元・織京の主人を本多力さんが演じることも発表された。
さらに、人気芸人たちが明治から昭和初期の日本を盛り上げたレジェンド芸人役で出演することも明らかになった。“しゃべくり漫才の元祖”といわれる伝説のコンビ「エンタツ・アチャコ」をお笑いコンビ「ミルクボーイ」が演じる。そして月亭方正さんが、多加の寄席に波乱をもたらす人気落語家の松鶴(しょかく)を演じる。
歌手のMISIAさんが、織田裕二さん主演の連続ドラマ「北方謙三 水滸伝」の主題歌「夜を渡る鳥」を務めることが明らかになった。
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