仲里依紗:NHK男女逆転「大奥」で徳川綱吉役 「初めて時代劇への挑戦」 桂昌院に竜雷太、大奥総取締に山本耕史

2023年1月スタートのNHKのドラマ「大奥」に出演する(左から)山本耕史さん、仲里依紗さん、竜雷太さん(C)NHK
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2023年1月スタートのNHKのドラマ「大奥」に出演する(左から)山本耕史さん、仲里依紗さん、竜雷太さん(C)NHK

 女優の仲里依紗さんが、2023年1月からNHKの「ドラマ10」枠で放送される「大奥」に出演することが分かった。「5代・徳川綱吉×右衛門佐(えもんのすけ)編」で、徳川幕府5代将軍・徳川綱吉を演じる。綱吉と共鳴していく大奥総取締・右衛門佐役を山本耕史さん、3代将軍・家光の側室で綱吉の父・桂昌院役を竜雷太さんが演じることも発表された。

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 ドラマは、2004~20年にマンガ誌「メロディ」(白泉社)で連載された、よしながふみさんの人気マンガを実写化。若い男性のみに感染する病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」で、男性の人口が女性の4分の1に激減した江戸時代を舞台に、将軍職が女性へと引き継がれ、大奥は美男3000人と称される男の世界になり……という設定で展開する。

 「3代将軍・徳川家光×万里小路有功(までのこうじありこと)編」「5代将軍・徳川綱吉×右衛門佐編」「8代将軍・徳川吉宗×水野祐之進編」などと続き、1867年の大政奉還までが描かれる。

 仲さん演じる綱吉は、3代将軍・家光の娘で美貌と教養を兼ね備えた5代将軍。政治にも意欲的で将軍の権威を高めるが、一人娘の松姫を亡くしてからは、子作りに専念することを余儀なくされる。女将軍として徳川家の宿命に翻弄(ほんろう)されるなか、右衛門佐(山本さん)と次第に心を通わせていく。

 仲さんは「今回、初めての時代劇への挑戦となり、その作品が人気の『大奥』ということでドキドキです。私自身、これまで時代劇が身近になかったのですが、そんな方にもぜひこの機会をきっかけにお楽しみいただけたらうれしいです。キャスト、スタッフのみなさんと一緒に楽しく大奥の世界を作り上げ、私らしく将軍・綱吉を演じていきたいと思います」とコメントを寄せた。

 京の貧しい公家出身の野心家で、後に大奥を掌握する右衛門佐を演じる山本さんは「右衛門佐という人物が抱える野心や葛藤を、自分はどう表現することができるのか、今から楽しみにしております」と語った。

 綱吉に世継ぎを産むよう迫る桂昌院を演じる竜さんは「作者が、監督が、どんな桂昌院を期待しているのか相談しながら、正面から向かいます。そして楽しみたいと思っています」と述べた。

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