海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第120回が9月23日に放送された。同回では、暢子(黒島さん)と房子(原田美枝子さん)の料理対決が描かれ、視聴者からさまざまな声が上がった。
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同回では、家族3人でふるさとの沖縄やんばるへの移住を決断した暢子(黒島さん)の送別会が、暢子の店「沖縄料理ちむどんどん」で開かれた。長年暢子を見守ってきた人たちがそれぞれ思い出を語り、はなむけの言葉を贈る。しかし、暢子の“師匠”ともいうべき「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子の姿はなく……と展開。
会は盛り上がり、暢子は喜ぶが、多江(長野里美さん)から「ちゃんとお別れを言わなきゃいけない人がいるでしょ?」と言われ、ハッとする。「このままお別れをしたら、きっと後悔する」と促され、フォンターナに急行。房子に別れのあいさつをする。
「あなたが沖縄に帰ろうが、帰るまいが私には関係ない」という房子に、暢子は「ペペロンチーノ対決」を持ちかける。暢子はかつてフォンターナで働き始めた頃、房子にペペロンチーノ対決で敗れており、“お別れ”のリベンジマッチ。暢子は勝ったら沖縄に会いにきてほしい、と条件を付ける。一方の房子は、勝ったら「今後あなたと赤の他人になる」と告げた。
「そんなの絶対嫌です!」という暢子。そして互いの料理を実食。暢子は房子のペペロンチーノを食べて、フォンターナでの思い出がよみがえる。房子は暢子のペペロンチーノを食べると「まぁまぁね」と一言。
感極まる暢子。房子は「何があっても泣かないこと!」と注意し、房子は「あなたは沖縄に行っても、どこに行っても、おいしいものを作って、みんなに食べてもらいなさい。それだけはずっと続けなさい。あなたならそれができる。私の命令は絶対」とエールを送る。暢子は「はい!」と泣きながらうなずいた。
「で、この勝負どっちの勝ち?」と切り出す房子。暢子は「あいやー。どうやって勝ち負けを決めるか考えていませんでした……」。房子は「本当、あなたって人は……」とあきれ、互いに笑い合った。
SNSでは「オーナー!最後までツンデレだなw」「別れの儀式としての、思い出のペペロンチーノ勝負だったのね」「勝敗の決めようのない対決」「勝負の判定方法を考えてなかった暢子。本当暢子らしくていいな」といった声が上がっていた。
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