梅原裕一郎:テレビアニメ「クールドジ男子」の「心地よいゆるさ」 自分のドジに「クールではいられない」

「クールドジ男子」に出演する梅原裕一郎さん
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「クールドジ男子」に出演する梅原裕一郎さん

 ドジだけどクールな男子たちの日常を描く人気マンガが原作のテレビアニメ「クールドジ男子」が10月10日にスタートする。メインキャラクターである4人のクールドジ男子の一人、27歳の会社員である三間貴之を演じるのが、人気声優の梅原裕一郎さんだ。三間はドジをしても何も感じない“無自覚無痛タイプ”のクールドジ男子だが、梅原さん自身は「僕もドジは多いのですが、かなり動揺しますし、クールではいられない」と明かす。作品の魅力、アフレコについて聞いた。

 ◇三間貴之は「すごく人間らしい」 日常会話のような雰囲気で

 「クールドジ男子」は、スクウェア・エニックスとpixivのマンガサイト「ガンガンpixiv」で連載中。クールで格好いいけれど実はドジな“クールドジ男子”の日常がコミカルに描かれている。アニメは、さまざまなタイプの4人のクールドジ男子を梅原さん、小林千晃さん(一倉颯役)、内山昂輝さん(二見瞬役)、千葉翔也さん(四季蒼真役)が演じ、豪華キャストが集結した。

 梅原さんは、作品について「劇的なことは起こらないのに引きつけられる、癒やされる」と魅力を語る。

 「クールでドジな男の子って、よくいるなとは思っていたのですが、こんなにもいろいろな種類のクールドジがあるんだなと。それぞれのクールドジさが、それぞれの生き方につながっているのが面白いなと思います。決して嫌なキャラクターが出てくるわけでもなく、ゆるりと進んでいく話がすごく心地いいです」

 梅原さんが演じる三間は、4人のクールドジ男子の中では最年長で、唯一の社会人。「社会人としてちゃんとしている部分と、モノローグで出てくる『疲れた』『眠い』という本音の部分のギャップがあって面白いキャラクター」と梅原さんは説明し、アフレコ当初は「そのギャップをどう埋めようか」と考えたという。

 「ただ、ちゃんとした三間というのは、ある意味受け取り手の印象というか、会社の中で彼が考えていることは、全然ちゃんとしていなかったりするんです。人間ってそういうものだし、会社の中では仕事もできるし、認められてはいるけれど、ドジな部分があって、意外と無気力な部分もあったりするのが、すごく人間らしいというか」

 ドジな一面はあるが、良い意味で肩の力が抜けている三間を演じる上では「ことさら自然な演技をしようと意識はしていなかった」という。

 「おのずとそうなってしまったというか。ほかのキャストの皆さんもそういうテンション感でお芝居をされていたので『ああ、なるほどな』と。こってりしたお芝居にはせずに、本当に日常会話のような雰囲気の方が、この作品はハマるんだなと、アフレコをしていく中で気付きました」

 ◇収録現場で“リアル”クールドジ男子に?

 三間について落ち着いた口調で話す梅原さんを見ていると、「三間と似ているところもあるのでは?」と感じたが……?

 「ドジをしたら、恥ずかしいと思いますし、三間みたいに平然としてはいられない(笑い)。はたから見ると平然としているように見えているかもしれませんが、ドジをするとかなり動揺してしまいます」

 作中のクールドジ男子の中では、ドジを反省する“羞恥心あり反省タイプ”の一倉颯に最も近いという。

 「僕自身、ドジは多いです。アフレコ現場でも、ドジをしてしまったことがあって。スタジオの入り口が網戸みたいになっているんですけど、引く方向を間違えて、無理やり逆から開けようとして、扉をぶち壊しそうになるという。ちょうどそれを共演者の興津(和幸)さんに見られていて『さすがクールドジ男子。役作りでしょ』といじられました。僕の場合は、ドジというかボケみたいな。クールドジ男子というか、ボケドジ男子なんじゃないでしょうか(笑い)」

 梅原さんも共感する部分が多かったという「クールドジ男子」。それぞれの声優陣が表現する“ドジ”な日常に癒やされるはずだ。

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