後宮の烏:第3話「花笛」 亡き恋人を思う花娘 花笛が鳴らない理由とは?

「後宮の烏」の第3話「花笛(はなぶえ)」の一場面(C)白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会
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「後宮の烏」の第3話「花笛(はなぶえ)」の一場面(C)白川紺子/集英社,「後宮の烏」製作委員会

 白川紺子さんの小説が原作のテレビアニメ「後宮の烏」の第3話「花笛(はなぶえ)」が、10月15日にTOKYO MXほかで放送される。

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 鴛鴦宮(えんおうきゅう)に住む後宮最上位の妃(きさき)、花娘(かじょう)が夜明宮にやってきた。花娘は、花笛がなぜ鳴らなかったのか知りたいという。花笛とは冬の終わり、その年に亡くなった者を弔うため、軒先につるしておくもので、春の訪れを告げる風とともに死者が還(かえ)ってきて、笛を鳴らすと言われている。花娘は恋人だった欧玄有(おうげんゆう)を亡くした時、笛が鳴らなかったことを気にかけていた。柳寿雪(りゅう・じゅせつ)は求めに応じて欧玄有の魂を呼び出し、話を聞こうとする。

 同作は、集英社オレンジ文庫(集英社)から刊行されているファンタジー。中華風の世界観の王宮が舞台で、若き皇帝・夏高峻(か・こうしゅん)がある依頼のため、後宮の奥深くで暮らし、烏妃(うひ)と呼ばれる柳寿雪を訪れる……というストーリー。

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