クロサギ:“桂木”三浦友和が話題 “黒崎”平野紫耀にとって「敵? 味方?」 謎の笑みに「なんとも不気味」の声

連続ドラマ「クロサギ」第1話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「クロサギ」第1話のワンシーン(C)TBS

 人気グループ「King & Prince」の平野紫耀さん主演の連続ドラマ「クロサギ」(TBS系、金曜午後10時)第1話が10月21日に放送された。主人公の黒崎高志郎(平野さん)に詐欺師の情報を売る、詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫(三浦友和さん)の秘密が明らかになり、視聴者を驚かせた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 黒崎は高校生のころに、父親が詐欺被害に遭ったことで家族を失った。それ以来、父親を陥れた詐欺師・御木本(坂東彌十郎さん)への復讐(ふくしゅう)を果たすために、詐欺師をだます詐欺師“クロサギ”として生きている。

 そんな黒崎に、人をだまして金銭を奪う“シロサギ”たちの情報を提供しているのが桂木だ。桂木は業界の秩序を乱した“シロサギ”と、自身に刃向かった“シロサギ”だけを黒崎に食わせている。

 第1話では、春日公義(高橋光臣さん)が黒崎のターゲットになった。春日は起業を目指す人々にセミナーを開き、受講料をだまし取る「起業セミナー詐欺」で派手に暴れていた。実は黒崎の父が遭った詐欺も同じような手口で、黒崎は春日と御木本のつながりを疑う。春日の詐欺が大事になれば、御木本にまで飛び火する可能性があり、それを防ぐために桂木が自分に春日を狙わせた、と黒崎は考えた。

 その後、春日を仕留めた黒崎は「あんた知ってんだろ? 今回の詐欺をあんたに教えた御木本だよ。あいつの居場所を教えれば、あんたは見逃してやる」と条件を出す。御木本とはしばらく会っておらず、電話番号なら知っていると話す春日だったが、そこにある人物から着信が入る。

 電話に出た春日は顔色を変え、「もうおしまいだよ。俺は警察に自首する」と言い出す。黒崎は連絡を受けた相手が御木本だと推測。再び春日に御木本の居場所を教えるよう詰め寄るが、春日は口を割らなかった。

 御木本からの着信に違和感を覚えた黒崎は桂木のもとに向かい、「おやじなんだろ? 御木本に俺のこと教えたのは。俺が御木本を食わないように」と投げかける。しかし、桂木は俺がお前に食わせる2種類のシロサギだけだといい、「それ以外は勝手に食わせねえよ。まあどっちみち、お前にはまだ御木本は食えねえよ」と告げる。

 ラストには、桂木が“シロサギ”の白石陽一(山本耕史さん)と話すシーンがあり、白石は桂木に「うわさは聞いてますよ。やりすぎたシロサギを食わせるために、桂木さんがクロサギを飼ってるって」と語る。さらに「御木本がやっていた起業セミナー詐欺、あの詐欺の設計図を書いたのはあなたですよね? つまり桂木さんも黒崎にとっては家族の敵ってことでしょ? そのこと黒崎は知ってるんですか」と問いかけた。

 SNSでは「え! あの詐欺の計画は桂木が?」「まさかの桂木も黒崎の敵!?」と話題になり、「桂木さん何者なんだ?」「敵? 味方?」「桂木がなぜ黒崎に力を貸すのかめっちゃ気になる!」と話題になった。

 また、白石からの問いかけに対し、桂木は白石の土産のチョコを食べながら無言で笑顔を向け、視聴者からは「今の桂木さんの笑みだけで息止まった……」「桂木の笑顔がなんとも不気味」「本心が読めない感じがゾクっとする」といった声も上がった。

 第2話は10月28日放送。

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