NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（総合、日曜午後8時ほか）で以仁王を演じた木村昴さんが10月23日、長野県上田市で開催されたイベント「木曽義仲挙兵武者行列」に、木曽義仲役の青木崇高さん、今井兼平役の町田悠宇さんと登場した。以仁王役の衣装を身にまとい、輿（こし）に乗って練り歩いた木村さんは、子供たちからも人気で「ジャイアン！」との呼びかけに、一つ一つ視線を送り返していた。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　武者行列を終えた木村さんは「上田の皆さんは本当に明るくて、この地にはいい気が流れていると感じました。ここに来るときに想像していたよりもはるかに皆さんの熱気がすごくて、輿に乗っていてもその熱が伝わってきました」とコメント。

　また行列中、至るところからかけられる「義仲さま！」の声援に、馬上から笑顔で手を振り返していた青木さんも、「これまで何度も長野には足を運びましたが、これからも義仲を演じたものとして、この地を訪れたいです」と熱を込めて話していた。

　「木曽義仲挙兵武者行列」は平安時代の武将・木曽義仲が平家追討の兵を挙げたとされる上田市丸子地域で4年に1度開催されてきた。

　今回はコロナ禍もあって5年ぶりの開催となったが、前回の約2000人の約10倍となる約2万人が集まり、木村さん、青木さん、町田さんは約1キロの道のりを役衣装で練り歩いた。「鎌倉殿の13人」で源範頼を演じた迫田孝也さんも地域をPRする“エヴァンゲリスト”として登場した。