仮面ライダーBLACK SUN:西島秀俊は出演オファーに「即決」 中村倫也はシャドームーンを熱望「憧れの存在」

「仮面ライダーBLACK SUN」のワールド・プレミアに登場した西島秀俊さん
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「仮面ライダーBLACK SUN」のワールド・プレミアに登場した西島秀俊さん

 俳優の西島秀俊さん、中村倫也さん、白石和彌監督が10月25日、東京都内で開催中の「第35回東京国際映画祭」(TIFF)内で行われた、特撮ドラマ「仮面ライダーBLACK」のリブート作「仮面ライダーBLACK SUN」のワールド・プレミアに登場。南光太郎/仮面ライダーBLACK SUN役の西島さんは、今作の出演について、「近年の仮面ライダー作品も面白く、ぜひ参加したいと思っていた」と仮面ライダーシリーズへの興味を口にし、「僕の年齢だと正直、敵役かなって(笑い)。今回、仮面ライダーの役をオファーしていただき、即決いたしました」と笑顔で出演経緯を明かしていた。

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 秋月信彦/仮面ライダーSHADOW MOON役の中村さんは、「小さいころ兄と『仮面ライダーBLACK RX』をリアルタイムでテレビにかじりついて見ていた」と話し、「特にシャドームーンは強烈に覚えていて。今回はSHADOW MOONのオファーが来たというより、(作品を)やると聞きつけ、僕が『やらせてくれ』とプロデューサーに言った。それぐらい憧れの存在。非常に気を引き締めてやらせていただきました」と「仮面ライダーBLACK」とシャドームーンへの思い入れを語った。

 西島さんは今作への思いを聞かれ、「これだけ長い間愛されたシリーズの中でも、金字塔と言われる『仮面ライダーBLACK』のリブート。非常に光栄ですし、なおかつプレッシャーも感じて作品を受けました」とコメント。レーティングが「18+(成人向け)」なったことには、「個人的には子供たちが見られるバージョンを、ギャラ全部返しますので作っていただけたら」とちゃめっ気たっぷりに話し、会場を笑わせていた。

 また変身シーンに関して、白石監督は、「オリジナルの変身ポーズをそのまま写し鏡にしてやってもらった。お二人の変身を最初に現場で見た時、体が震えて泣きそうになりました」と期待を煽っていた。

「仮面ライダーBLACK」は、1987~88年に放送された、仮面ライダーシリーズの中でも金字塔の呼び声が高い人気作。暗黒結社「ゴルゴム」によって改造された主人公・南光太郎が仮面ライダーBLACKに変身し、ゴルゴムの陰謀を打ち砕くべく戦う姿を描いた。特にBLACKの宿敵で、かつて光太郎の親友だったシャドームーン(秋月信彦)との死闘は人気を博し、続編「仮面ライダーBLACK RX」(1988~89年)も放送された。

「仮面ライダーBLACK SUN」は「Amazon Prime Video」で10月28日(27日深夜0時)から「18+(成人向け)」作品として、200以上の国と地域で独占配信される。

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