silent:“湊斗”鈴鹿央士、“紬”川口春奈に「お願いがあって」 視聴者「その言葉はもう意味が伝わってしまうよ」(ネタバレあり)

連続ドラマ「silent」第4話のワンシーン(C)フジテレビ
1 / 1
連続ドラマ「silent」第4話のワンシーン(C)フジテレビ

 女優の川口春奈さん主演の連続ドラマ「silent」(フジテレビ系)の第4話が10月27日午後11時半から放送された。戸川湊斗(鈴鹿央士さん)が青羽紬(川口さん)に「お願いがあって」と話すシーンが描かれ、視聴者を動揺させた。

ウナギノボリ

 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、主人公が耳の難病を抱える元恋人と再会し、現実と向き合いながら共に乗り越えていく、切なくも温かいラブストーリー。

 第4話では、湊斗が紬の家で佐倉想(目黒蓮さん)と鉢合わせる。思わずその場を去ろうとする湊斗に、紬は想と2人でちゃんと話した方がいいと諭した。湊斗は紬の後押しで8年ぶりに想と向き合い、高校時代と変わっていないことを実感。そこで、高校の仲間たちとのフットサルに誘う。

 当日、想は久々に仲間たちと再会を果たす。初めは「みんなに気を遣わせるから」とためらっていたが、当時と変わらない仲間たちの雰囲気に安心感を覚え、高校時代と同じようにフットサルを楽しむことができた。

 途中、紬の元にやって来た湊斗は「紬、お願いがあって」と切り出す。次に湊斗が発したのは「別れてほしい」という一言だった。「別れよう」という湊斗に、紬は「なんで?」と理由を尋ねる。すると湊斗は「好きな人が“いる”から」と答えたのだった。

 その少し前、湊斗は飲み物を買いに行こうと想を連れ出していた。湊斗は想に「紬、ちゃんと食べて寝てるかだけ、それだけは気にかけてね」と伝える。さらに「紬、想の横にいるときが一番可愛いんだよね」と話し、「別に想のためとかじゃなくて、どっちかと言うと紬のためで、本当に本音を言えば自分のため。俺がしんどいだけ。2人見てて、2人がどう思ってるか、何考えてるか分かるから」と打ち明ける。

 そして「言ったじゃん。みんな戻れると思うって。戻れたら俺はうれしいって」と語りかける。「湊斗……」と返す想に、湊斗は「呼んであげて。紬も、『紬』って。喜ぶから」と言って……と展開した。

 湊斗から紬への「好きな人がいるから」という言葉は、8年前、紬が恋人だった想から別れを告げられたときと同じものだった。当時、紬は想に好きな人が“できた”と思い込んでいたが、実は想の言う「好きな人」とは紬のことで、想は病気のことで紬を「悲しませたくなかった」と離れることを選んだのだった。

 湊斗の突然の“お願い”に、SNSには「紬ちゃんが好きだから別れる……って……こと……?」「その言葉はもう意味が伝わってしまうよ」「『好きな人』って、紬ちゃんだけじゃなくて想くんも含まれてるんだろうなって思うと余計つらい」「主成分優しさすぎてしんどい」「あまりにも残酷で切ない」と、胸を痛める視聴者のコメントが相次いで書き込まれた。

テレビ 最新記事