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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第41回「義盛、お前に罪はない」が10月30日に放送される。同回では、前週第40回のラストに続いて、鎌倉最大の激戦とされる「和田合戦」が描かれるという。
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「和田合戦」は、幕府の有力御家人・和田義盛(横田栄司さん)が、義時(小栗さん)ら北条に対して起こした反乱で、鎌倉を舞台に市街戦が繰り広げられ、「義盛は討ち取られた」とされる。
発端は、信濃の武士・泉親衡による幕府に対する企て(「泉親衡の乱」)に義盛の一族が関わっていたことが判明し、甥(おい)の和田胤長(細川岳さん)が処罰されたこと。義盛は一族98人(98人のヒゲ面)を引き連れ、助命を嘆願するも、かなうことはなかった。
さらに義時は、胤長の領地を一族に引き渡さず、没収。義盛を挑発する。一方で、北条と和田とのいさかいを穏便に収めようと政子(小池栄子さん)が動き、実朝(柿澤勇人さん)もまた、義時と義盛を前にし、「北条と和田、手を取り合ってこその鎌倉」と仲裁に入って、戦は回避されたと思われたが、父・義盛の安否を心配する朝比奈義秀(栄信さん)らが「打倒・北条」を掲げて決起。第40回は「和田合戦」が勃発するところで終了した。
また同回では、歩き巫女(大竹しのぶさん)が、第35回(9月11日放送)以来、再登場。「じきに大きな戦が始まる。この鎌倉が火の海になる。たくさんの血が流れる。死ぬ、みんな、死ぬ。由比ケ浜にヒゲ面の首が並ぶ」と不吉な予言をし、実朝を青ざめさせた。
SNSでは、「とうとう…和田合戦…来ちゃうのね…」「予告だけで、もう…」「しんどいな、つらいなー」「見たいような、見たくないような」「ロスが今から怖いです」といった声が上がっているが、果たして、合戦の行方と義盛の運命は……。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
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