SPECIAL EDITED VERSION 『ONE PIECE』魚人島編
第8話 弱虫で泣き虫!人魚姫しらほし
12月22日(日)放送分
井上雄彦さんの名作バスケットボールマンガ「SLAM DUNK(スラムダンク)」の新作劇場版アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」(12月3日公開)の湘北高校バスケットボール部の5人のキャストが11月4日、発表され、木村昴さんがPF(パワーフォワード)の桜木花道を演じることが分かった。木村さんは桜木花道役に「プレッシャーを感じました」といい、「アフレコは2年もの長い期間にわたって何度も行い、井上監督ととことんディスカッションを重ねながら進め、二人で一緒に花道を作っていきました。濃密な時間の中で作り上げたセリフ、ひいては桜木花道なので、今ではすごく自信があります」と思いを語っている。
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11月4日に「THE FIRST SLAM DUNK 新情報解禁特番」がYouTubeで配信され、湘北高校バスケットボール部の5人のキャストなど新情報が発表された。木村さんが桜木花道を演じるほか、神尾晋一郎さんが流川楓役、仲村宗悟さんが宮城リョータ役、笠間淳さんが三井寿役、三宅健太さんが赤木剛憲役として出演する。
宮城リョータ役の仲村さんは「学生時代に初めて読んで心が震えて、それ以降、背中を押してほしい時には何度も読み返した『SLAM DUNK』。オーディションの話が来た時は、思わず『うわっ!』と声に出てしまいました。絶対に悔いを残しちゃいけないと思い、改めてマンガを読み直し全力で挑みました。合格の連絡をいただいた時は本当にうれしかったです。忘れられません」と振り返った。
「台本を受け取ってからはさらにプレッシャーを感じて準備を進めていました。あれこれ考えすぎて煮詰まりそうだったのですが、アフレコ初日に井上監督から『今こうやってしゃべっている雰囲気が、リョータのイメージそのままだと思ってます。そのまま演じてください』と声をかけていただいて、肩の荷を下ろして僕の出せる全てをぶつけることができました。アフレコはものすごくぜいたくな時間で、井上監督と一緒に、一言一言細部にまでこだわって収録をしたので、一秒も見逃さず楽しんでいただきたいです。皆さんの心に何か熱いものを届けられる、そんなすてきな作品ができている自信が僕たちキャストの中にもあります。たくさんの方に見ていただけたら本当にうれしいです」と思いを込めた。
三井寿役の笠間さんは「青春を彩り人生を変えた作品に、再び今出会えること自体がうれしいのに、まさか自分が演じることができるなんて夢にも思わなかったです。スリーポイントが打てて、かっこよくって、諦めが悪い。そんな三井に憧れて、バスケを始めました。僕にとってずっと憧れの男です。そんな三井の声として自分の声・音色・息感が、幸運にも井上監督に選んでいただけた。本当に人生何が起こるか分からないです」とコメント。
「アフレコでは、肺が爆発しそうなバスケのあの感覚を思い出しながら、がむしゃらに演じました。この作品に関わってきた一人一人が、汗をかいて、もがきながら作っている作品です。僕も『SLAM DUNK』の大ファンとして、皆さんと同じく映画の公開を楽しみにしています! きっと新鮮な気持ちで楽しんでいただける作品になっていると思います。皆さんが知らない、でも見たい『SLAM DUNK』がきっとあります!」と話している。
流川楓役の神尾さんは「青春ど真ん中の『SLAM DUNK』、しかも2022年の今、“THE FIRST”を冠するこの作品に参加することができるなんて、本当にうれしいです。合格の連絡をいただいた時はうれしすぎて、緊張と興奮に包まれどうにかなりそうでした。しかし、台本を手にすると『こんな激アツの物語に自分が関われるのか!』という楽しみが勝り、プレッシャーを熱量に変換できた気がします」と出演が決まった際の心境を振り返った。
「アフレコでは、試合の流れにおけるその時々の疲労感や流川独特の感情の発露のバランスなどを、井上監督と細かくすり合わせながら進めていきました。納得するまで何度でもトライさせてもらえたので、流川と混ざり合って演じることができたと思います。そして、僕自身がブラッシュアップされていく映像を見る度に感動しています。どのパートも、スタッフさんが一歩一歩丁寧に熱量高く仕上げていく、こんな素晴らしい仕事を肌で感じることができて感無量です。ぜひまっさらな気持ちで、新しい『SLAM DUNK』を楽しんでください」とメッセージを送った。
赤木剛憲役の三宅さんは「第1話でダンクを決めようとする花道の見開きを見てから、一気にその世界観にひき込まれた作品だったので、新作が動いていること自体がとても驚きでした。空をつかむ気持ちで挑んだオーディションだったので、合格の連絡をもらった時は腰を抜かしました。呼吸一つでも、監督の頭の中には音のイメージが明確にあるので、そこにたどり着くために繰り返し挑戦しました。妥協せず、お互い納得がいくまで何度も付き合ってくださり、監督の情熱の一端をじかに感じることのできるとても貴重な時間でした。まるで部活の合宿をやっているような」と収録を振り返った。
新作アニメについて「『THE FIRST SLAM DUNK』は、あらゆる想像を超える、井上監督が『今この時代に提示したい作品』だと感じています。まるでバスケの試合のように、『どういうふうになっていくのか』『どういう連鎖反応をおこしていくのか』、先が読めないと思いますが、僕たちと一緒に楽しんでほしいです。応援よろしくお願いします!!」と話している。
「スラムダンク」は、1990~96年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されたバスケットボールマンガ。赤い髪の不良少年・桜木花道がひょんなことから湘北高校バスケットボール部に入部。安西先生の下、主将の赤木剛憲や流川楓、宮城リョータ、三井寿、木暮公延らとともに全国制覇を目指す……というストーリー。コミックスのシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上。
テレビアニメが1993~96年に放送され、ゲーム化もされた。2006年には、若いバスケットボール選手を支援するため「スラムダンク奨学金」が設立された。2018年にコミックスのカバーを井上さんが新たに描き下ろした「新装再編版」(同)、2020年にイラスト集「PLUS/SLAM DUNK ILLUSTRATIONS 2」(同)が発売されたことも話題になった。
新作劇場版アニメは、原作者の井上さん自身が監督を務め、脚本を手がける。井上さんは、自身のブログで「今回の映画は新たな視点で描いたスラムダンクと言えます」「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク。そんな感じで気軽に楽しんでもらえたらうれしいです」とつづっている。
原作/脚本/監督:井上雄彦▽演出:宮原直樹、北田勝彦、大橋聡雄、元田康弘、菅沼芙実彦、鎌谷悠▽キャラクターデザイン:井上雄彦、江原康之▽CGディレクター:中沢大樹▽作画監督:江原康之▽サブキャラクターデザイン:番由紀子▽モデルSV:吉國圭▽BG/プロップSV:佐藤裕記▽R&D/リグSV:西谷浩人▽アニメーションSV:松井一樹▽エフェクトSV:松浦太郎▽ショットSV:木全俊明▽美術監督:小倉一男▽美術設定:須江信人▽色彩設計:古性史織▽撮影監督:中村俊介▽編集:瀧田隆一▽音響演出:笠松広司▽録音:名倉靖▽キャスティングプロデューサー:杉山好美▽音楽プロデューサー:小池隆太▽2Dプロデューサー:毛利健太郎▽CGプロデューサー:小倉裕太▽アニメーションプロデューサー:西川和宏▽プロデューサー:松井俊之▽音楽:武部聡志、TAKUMA(10-FEET)▽アニメーション制作:東映アニメーション、ダンデライオンアニメーションスタジオ
宮城リョータ:仲村宗悟▽三井寿:笠間淳▽流川楓:神尾晋一郎▽桜木花道:木村昴▽赤木剛憲:三宅健太
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2024年12月23日 06:00時点
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