クロサギ:“黒崎”平野紫耀&“白石”山本耕史 バチバチの攻防戦に「駆け引きが面白い!」 「いいコンビになりそう」の声も 

連続ドラマ「クロサギ」第3話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「クロサギ」第3話のワンシーン(C)TBS

 人気グループ「King & Prince」の平野紫耀さん主演の連続ドラマ「クロサギ」(TBS系、金曜午後10時)第3話が11月4日に放送された。腐った大企業だけをねらう詐欺師・白石陽一(山本耕史さん)と、詐欺師をだます詐欺師の黒崎高志郎(平野紫耀さん)が攻防戦を繰り広げ、視聴者の間で「駆け引きが面白い!」と話題になった。

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 同話で黒崎がターゲットにしたのは、知的財産権で詐欺を仕掛ける「IPライツパートナーズ」のCEO・西岡崎誠二(栗原英雄さん)。「フック音楽出版」の黒沢として西岡崎に近づくが、同社で海外戦略を担当する白石の邪魔が入り、黒崎の作戦は難航する。

 白石について調べた黒崎は、彼が経歴を詐称して会社に入ったと知る。本人に直接尋ねると、白石はある目的のために入社したと明かし、黒崎に自分と手を組むことを提案。黒崎は「冗談でしょ? IPは俺の獲物だよ」と話すが、白石は「桂木さんの獲物だ、黒崎」と返す。

 “桂木さん”とは詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫(三浦友和さん)で、黒崎が詐欺師たちの情報を買っている相手だった。黒崎の本名を白石が知っていたことから、黒崎は白石と桂木にはつながりがあると推測。桂木の元に確かめに向かうと、早瀬かの子(中村ゆりさん)から事情を説明された。

 白石は、高校生のときに住んでいたマンションが地震で倒壊し、家族を失った。マンションは大手建設会社が建てていたが、利益のために手抜き工事で造られた欠陥住宅だった。白石は詐欺師になり、家族を奪った建設会社に復讐(ふくしゅう)。その後も、同じような腐った大企業を食って回っているのだった。

 後日、黒崎は再び西岡崎と接触。白石も同席していた。黒崎は西岡崎に版権ビジネスに関する提案を持ちかけ、コンサルティングを依頼。しかし、白石からはコンサルではなく、会社ごと買収したいと提案された。黒崎は「フック音楽出版」が管理するいくつかの会社も一緒に買い取ってもらうことを条件に、白石からの要求をのんだ。

 実はその裏で、黒崎は「お前が俺の仕事を手伝え」と言って白石と手を組んでいた。結果的に2人で西岡崎から金を奪うことに成功。黒崎はその報酬を白石に渡すが、「半分ももっていきやがって」と不服だった。すると、白石は西岡崎の件と並行して追っていた、「ドリーム」という会社を諦めた代金だと話す。

 不思議がる黒崎に、白石は「桂木さんが今回、なんでこの仕事をお前にやらせたか、本当の理由を教えてやろうか。俺がドリームを食うのを止めたかったから」と明かす。実は「ドリーム」とは、桂木がマネーロンダリングのために取引している会社だった。

 白石は「そうとは知らずに俺はドリームを食おうとしてた。桂木さんがお前を送り込んできたのは、ドリームから手を引けというメッセージだよ。早瀬あたりから俺の過去を聞かされたんじゃないか? お前が俺を食わずに同情して手を組むように」と告げて……と展開した。

 SNSでは「一筋縄ではいかない白石との攻防戦」「黒崎と白石との戦い見応えある」「オセロのよう。ひっくり返したら返す!」「ヒリヒリするやり取り」「ドキドキ、引き込まれる~!」などと盛り上がり、実は手を組んでいた黒崎と白石の関係性にも「黒崎、白石とは気が合いそうだけどな」「これからも2人で協力してくれないかな」「いいコンビになりそう」といった声が上がった。

 第4話は11月11日午後10時から放送。

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