豊永利行:「ダイの大冒険」は「人生のバイブル」 涙で語る全100話完走 「ポップを全うできた」

「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のイベント「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ完結記念!ダイ!感謝祭」に登場した豊永利行さん(左)と種崎敦美さん
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「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のイベント「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ完結記念!ダイ!感謝祭」に登場した豊永利行さん(左)と種崎敦美さん

 マンガ「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」の新作テレビアニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」のイベント「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 アニメ完結記念!ダイ!感謝祭」が11月6日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開催され、ポップ役の声優の豊永利行さんが登場した。テレビアニメは2020年10月にスタートし、10月22日放送の第100話「さらば!愛する地上よ」で最終回を迎え、約2年の歴史に幕を下ろした。「僕にとって『ダイの大冒険』は人生のバイブルです」と原作の大ファンだったという豊永さんは、涙を流しながら、熱い思いを語った。

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 同作は、1991~92年にテレビアニメが放送されており、約28年ぶりにアニメ化されたことも話題になった。豊永さんは「30年越しで『ダイの大冒険』に出演させていただく日がくるとは思っていませんでした。絆の強さ、正義、勝利、人との関わり方、人を傷つけないこと……教わったことがたくさんあります」と特別な思いがあったという。

 大好きな作品で人気キャラクターのポップを演じることにプレッシャーを感じていたといい「子供の頃、大好きだった作品だからこそ、納得できないものにしたくないという思いがありました。子供だった頃の自分に『ポップを全うできたよ』と胸を張って言える100話になりました」と語った。

 イベントでは第97~100話を上映。ダイ役の種崎敦美さん、レオナ役の早見沙織さん、クロコダイン役の前野智昭さん、シリーズディレクターの唐澤和也さんも登壇した。

 「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」は、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観、設定を基にしたマンガで、三条陸さんが原作、稲田浩司さんが作画を担当し、堀井雄二さんが監修。「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1989~96年に連載された。少年・ダイが、魔法使いのポップたちと魔王を倒すために冒険する姿が描かれた。

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