全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
俳優の西島秀俊さんが、2023年1月期にテレビ朝日の「木曜ドラマ」枠(木曜午後9時)で放送される連続ドラマ「警視庁アウトサイダー」で主演を務めることが分かった。西島さんが同局のドラマで主演するのは初めて。スネに傷を持つ警察組織の中の“アウトサイダー”たちが巨悪に挑むというストーリーで「見た目が極道」の元マル暴(暴力団担当)刑事、架川英児(かがわ・えいじ)を演じる。
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ドラマは、「メゾン・ド・ポリス」「インディゴの夜」などで知られるミステリー作家の加藤実秋さんの同名小説(角川文庫)シリーズが原作。五十路になって警視庁組織犯罪対策部から所轄の「桜町中央署刑事課」に左遷された主人公の英児が、元マル暴ならではの視点でさまざまな難事件に挑む。一連の謎を追ううち、自身が本庁を追われる原因となった“深い闇”に気付いて……というストーリー。脚本を、映画「凶悪」(2013年、白石和彌監督との共同)、「東京リベンジャーズ」(2021年)などの高橋泉さんが手掛ける。
濱田岳さん、上白石萌歌さんの出演も発表された。濱田さんは英児とタッグを組む桜町中央署刑事課のエース・蓮見光輔(はすみ・こうすけ)を演じる。光輔は人当たりが良く、非の打ちどころのないように見えるが、刑事になったバックボーンに“大きな秘密”があり、英児に感づかれてしまう。英児から「上層部への点数稼ぎに協力しろ」と詰め寄られ「いびつなタッグ」を組む。
一方、上白石さんは桜町中央署刑事課に応援配属された新人刑事・水木直央(なお)を演じる。安定した就職先として警察を選んだため、刑事課の仕事に乗り気ではなかったが、英児や光輔と捜査に臨むうち、刑事としての使命を自覚し、事件の場数を踏んでいく。実は、父親が警視庁副総監で「娘に独り立ちしてほしい」という意向から、その事実は周囲に伏せられている。
物語は、3人が持ちつ持たれつさまざまな難事件に挑み、やがてそれぞれが背負っていた過去の事実が明らかとなり、やがて壮大な復讐(ふくしゅう)劇に発展する。テレビ朝日の服部宣之ゼネラルプロデューサーは「限りなくグレーな、白と黒の境界線を行ったり来たりする登場人物たちが主人公のドラマです」と話す。
「主演に硬軟自在に役柄を演じ分け、今最も乗りに乗っている西島秀俊さんをお迎えし、誰もが認める実力派・濱田岳さんと、数々の話題作、大作に出演しながら今もなお透明感を失うことのない上白石萌歌さんとのトリオで、そんな白と黒が入り交じった世界を描いて参ります。日本という境界線を越えて、世界に通用するドラマに仕上げていきます。ご期待ください」とアピールする。
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