⾨脇⻨:WOWOW連ドラ初主演 「ながたんと青と」で料理人に 15歳年下夫との“グルメラブストーリー”

連続ドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」で主演を務める門脇麦さん=WOWOW提供
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連続ドラマ「ながたんと青と -いちかの料理帖-」で主演を務める門脇麦さん=WOWOW提供

 女優の門脇麦さんが、2023年春にWOWOWで放送・配信される連続ドラマながたんと青と -いちかの料理帖-」で主演を務めることが11月14日、明らかになった。門脇さんがWOWOWの連ドラに主演するのは初めて。戦後間もない京都を舞台に、年の差夫婦が料亭再建に奮闘する中で絆を育む“グルメラブストーリー”となる。

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 ドラマは、マンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中の磯谷友紀さんの同名マンガが原作。門脇さんが演じるのは、老舗料亭「桑乃木」の長女で34歳の桑乃木いち日(か)。「ながたん」と呼ばれる包丁を残して戦死した夫を思いながら、ホテルの料理人として生きていくことを決めていたが、ある事情から、経営難に陥った実家を立て直すべく政略結婚をすることに。相手は15歳も年下の周(あまね)という大学生で、初対面のいち日に対して“青と(青とうがらし)”のようにクールで辛辣(しんらつ)な物言いをする人物だった。

 門脇さんは「私自身、食べること、料理することが大好きで、いつか料理に携わる作品に出演してみたいなとずっと思ってきました。お話をいただいて、原作を読ませていただき、とにかくご飯が温かくおいしそうで。そして⼈間模様も繊細で温かくて。なんてすてきなんだろうと」とコメント。

 「演じていても毎日心がほかほかでした。女性がまだ料理人になるのが難しかった戦後直後のお話です。時代の流れと闘ういち日と、周との関係性の中でほぐれていくいち日の気持ちを温かく見守っていただけたらうれしいです。そして皆様にも優しい気持ちが届けば、これ以上にうれしいことはありません」と話している。

 監督は、2021年の映画「サマーフィルムにのって」で長編映画デビューした松本壮史さん。脚本はドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」「大江戸もののけ物語」の川崎いづみさんをメインライターに、第2回WOWOW新人シナリオ大賞で優秀賞を受賞した弓削勇さんが手がける。併せて特報映像も公開された。

 全10話で、2023年春にWOWOWプライム・WOWOW 4Kで放送。第1話は無料放送される。また、WOWOWオンデマンドでも配信される。

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