劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン:石川由依「彼女の歩んだ道を見届けて」 浪川大輔「全てが心に染みる」 金ローで今夜テレビ初放送

「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一場面(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
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「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の一場面(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

 京都アニメーションが手がけるアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場版「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(石立太一監督、2020年)が、日本テレビの映画枠「金曜ロードショー」で11月25日午後9時から放送されることを受けて、主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデン役の石川由依さん、ギルベルト・ブーゲンビリア役の浪川大輔さんがコメントを寄せた。同作がテレビで放送されるのは初めて。40分拡大放送。

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 石川さんは「スタッフの皆さんと共に、大切に大切に育ててきた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品が、応援してくださる皆さまの力で、さらに大きく羽ばたいていくように感じています」と心境を語り、「今回の劇場版は、ヴァイオレット自身のお話です。彼女の成長、そして彼女の歩んだ道を、見届けていただけたらうれしいです。たくさんの『愛している』が詰まった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。作品に込められた想(おも)いを、ぜひ受け取ってください」とメッセージを送った。

 浪川さんは、劇場版について「テレビシリーズから見ている方はより深く感じられますが、この映画からが初めてでも問題ありません。映像美、音楽、シナリオ全てが心に染みる今作。テーマでもある、手紙。映画が放つ強烈なメッセージを温かく受け止めていただければと思います。見た人が口をそろえていう言葉は、泣けた。そうなんです。必ず泣けます。ぜひ、堪能していただければ幸いです」と魅力を語っている。

 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、「第5回京都アニメーション大賞」の大賞を受賞した暁佳奈さん作、高瀬亜貴子さんイラストのライトノベルが原作。かつて軍人として戦ったヴァイオレット・エヴァーガーデンが、依頼者の思いをくみ取って言葉にする自動手記人形となり、さまざまな依頼者のさまざまな感情に触れ、人の心を理解していく……というストーリー。テレビアニメが2018年1~4月に放送された。

 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、テレビシリーズのその後が描かれる完結編。代筆業の経験を重ねながら、いつかギルベルト少佐に会えると信じて待ち続けるヴァイオレット・エヴァーガーデンだったが、一通の宛先不明の手紙から物語が大きく動き始める。

 金曜ロードショーでは、石立監督の監修で「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のテレビシリーズを新たに再構成した「特別編集版」を2021年10月29日に、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-」を同11日5日と2週にわたり放送したことも話題になった。

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