どうする家康:“家康”松本潤が金の鎧姿で力強い表情 2023年大河ドラマのメインビジュアル公開

2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」のメインビジュアル (C)NHK
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2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」のメインビジュアル (C)NHK

 松本潤さん主演で2023年に放送されるNHK大河ドラマどうする家康」(総合、午後8時ほか)のメインビジュアルが11月27日、公開された。松本さん演じる徳川家康が、金の鎧(よろい)をまとい、正面を見つめる姿が写し出されている。

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 浅葉球さん、飯高健人さん、石井伶さんの3人のグラフィックデザイナーからなるユニット「GOO CHOKI PAR(ぐー・ちょき・ぱー)」がデザインを担当し、「『力』の時代において、強さだけでなく、人間らしい優しさや弱さをはらんだ家康の心情をも表現したいと考えました。そこで『たくさんの感情の波が渦巻きながらも時代の変動を大きく見渡すような、静かで深く、力強いたたずまいと表情を作り出してほしい』という抽象的で難しいオーダーを松本さんに伝えたところ、完璧に表現してくださいました」とコメントを寄せる。

 制作統括・磯智明チーフプロデューサーは「家康が身につけているのは金荼美(きんだみ)具足。この金色の鎧を今川義元から授かるあたりから『どうする家康』は始まります」と説明、続けて「家康のお墓がある久能山東照宮(静岡市駿河区)の博物館には、金荼美具足の本物が飾られています。まばゆいばかりの美しさで、人質生活を送っていた家康にとっては分不相応なもののようにも見えます。家康はこの鎧を重荷と感じ、これが似合うように鍛錬していくうちに、成長を遂げていったのかもしれません」と語る。

 「どうする家康」は、一人の弱き少年が乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。

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