古川琴音:「どうする家康」で初大河 乱世見つめたミステリアスな歩き巫女に 「ほとんどオリジナルキャラ」

2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演する古川琴音さん=NHK提供
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2023年NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演する古川琴音さん=NHK提供

 松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)に、女優の古川琴音さんが出演することが12月1日、明らかになった。古川さんは今作が初の大河ドラマで、乱世を見つめたミステリアスな歩き巫女(みこ)の千代を演じる。

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 本證寺の境内で神秘的に舞う巫女として振る舞い、徳川家康(松本さん)と空誓(くうせい)上人(市川右團次さん)が出会うきっかけをつくる。全国津々浦々を歩いて巡り、各地の情報を握って重要人物とも通じているが、素性も狙いも、敵か味方かも分からない。家康とは不思議な縁で、長き関係を結ぶ。

 今回の出演に、古川さんは「恐れ多くて、大河に出られるなんて夢のまた夢だと思っていました」とコメント。「何百年もの間、繰り返し語り継がれる偉人たちには、名前だけでも相当な念がこもっているように思います。実際に本を読んでみても、やっぱり人としてのスケールが桁違いで圧倒されました。その中でも、私が演じる千代は、伝承のみの実在不明の人物で、ほとんどオリジナルキャラクターですので、自由に、そして力強く演じようと思います」と語る。

 「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。

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