映画ドラえもん のび太と空の理想郷：水瀬いのりが「映画ドラえもん」初出演　井上麻里奈は7年ぶり　ドラえもんが空を駆け抜ける新ビジュアルも

　人気アニメ「ドラえもん」（テレビ朝日系）の42作目となる劇場版最新作「映画ドラえもん のび太と空の理想郷（ユートピア）」（堂山卓見監督、2023年3月3日公開）に声優として水瀬いのりさん、井上麻里奈さんが出演することが分かった。水瀬さんは「ドラえもん」のテレビシリーズに出演したことはあるが、「映画ドラえもん」シリーズに出演するのは初めてで、空に浮かぶ理想郷・パラダピアにある学校に通うハンナを演じる。井上さんは、「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記（スペースヒーローズ）」（2015年）以来、約7年ぶりに同シリーズに出演し、パラダピアの秘密を探るてんとう虫の姿のマリンバを演じる。

　ドラえもんやのび太、パラダピアに住むパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャが大空を駆け抜ける姿が描かれたポスタービジュアルも公開された。「僕らの『らしさ』が世界を救う。」というコピーが添えられている。

　水瀬さんは「まさか『映画ドラえもん』に関われる日が来るなんて……！　幼い頃から映画館に見に行っては来場者特典や前売り券の特典にウキウキしつつ、パンフレットを読んで本編が始まるのを今か今かと待ち望んでいました」と思い出を語り、「大人になった今でも映画を見てドラ泣きしまくってます。そんな思いを胸に全力でアフレコしました」とアフレコを振り返った。

　井上さんは「（『のび太の宇宙英雄記』に出演した）当時は、きっと『ドラえもん』に出演できるのはこれが最初で最後だろうと思っていたので、再びお話をいただいた時には『いいんですか！？』と聞き返してしまいました（笑い）」と振り返り、「今回演じさせていただくマリンバは、時空を超えて悪党を捕まえる賞金稼ぎです。普段はワイルドで好戦的な女性ですが、とあることがきっかけで愛らしいてんとう虫の姿へ変わってしまいます。てんとう虫になってからは協力者としてドラえもんと行動を共にします。シリアスな物語の中のムードメーカーになっていると思いますので楽しんでいただけると幸いです」と話している。

　最新作は、空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な理想郷・パラダピアを舞台にドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。テレビアニメ「ドラえもん」の演出を数多く手がける堂山さんが監督を務め、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を手がける。人気グループ「King ＆ Prince」の永瀬廉さんがパーフェクトネコ型ロボット・ソーニャの声優を務めることも話題になっている。

　◇水瀬いのりさんのコメント全文

　まさか「映画ドラえもん」に関われる日が来るなんて……！　幼い頃から映画館に見に行っては来場者特典や前売り券の特典にウキウキしつつ、パンフレットを読んで本編が始まるのを今か今かと待ち望んでいました。また、大人になった今でも映画を見てドラ泣きしまくってます。そんな思いを胸に全力でアフレコしました。今作は空が舞台の物語です。一体どんな出会いと冒険が待っているのか！　ハンナとして皆さんと劇場でお会いできることを楽しみにしています！

　◇井上麻里奈さんのコメント全文

　「ドラえもん」の映画出演は2015年の「のび太の宇宙英雄記」以来でした。その時はアロンくんというキャラクターを演じさせていただきましたが、きっと「ドラえもん」に出演できるのはこれが最初で最後だろうと思っていたので、再びお話をいただいた時には「いいんですか！？」と聞き返してしまいました（笑い）。またこうしてドラえもんやのび太くんたちに会えてとてもうれしかったです。

　できれば自分もパーフェクトになりたい。そんなことを誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。けれど人は完璧ではないからこそ、個性があり、それぞれが輝いているのだと思います。今回の作品は自分の欠点や長所を改めて考えるきっかけになりました。今回演じさせていただいたマリンバは、普段はワイルドで好戦的な女性ですが、とあることがきっかけで愛らしいてんとう虫の姿へ変わってしまいます。シリアスな物語の中のムードメーカーになっていると思いますので楽しんでいただけると幸いです。今作も間違いなく、皆の絆が見られる作品になっていますのでぜひ、ご期待ください！