女優の宮澤エマさんが、草なぎ剛さん主演で2023年1月16日にスタートする連続ドラマ「罠（わな）の戦争」（カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時）に出演することが分かった。主人公・鷲津亨（草なぎさん）と徐々に共闘する関係になっていく週刊誌記者・熊谷由貴を演じる。

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　ドラマは脚本家・後藤法子さんのオリジナルで、草なぎさん主演の「銭の戦争」（2015年1月期）、「嘘（うそ）の戦争」（2017年1月期）に続く「戦争シリーズ」の第3弾。愛する家族を傷つけられた国会議員秘書・鷲津が知略を巡らし、鮮やかな罠を仕掛けて悪徳政治家を失脚させる、痛快なエンターテインメントとなる。

　宮澤さん演じる熊谷は、強い姿勢で政治家たちの記事を書く「週刊新時代」記者。宮澤さんは「鷲津の味方なのか敵なのか分からない、つかみどころのない女性に映るかと思います。いいネタのためならば容赦のない仕事至上主義なドライさと同時に、彼女なりの正義や使命感を持って仕事に向き合っていると想像できる瞬間もあり、腹の底が見えない感じが復讐（ふくしゅう）劇のひとつのスパイスになったら面白いなと思っています。どう鷲津の復讐と絡むのか、台本をいただく度にワクワクしています」と語った。

　小澤征悦さん、白鳥晴都さん、飯田基祐さん、本田博太郎さん、坂口涼太郎さん、玉城裕規さん、田口浩正さんの出演も発表された。小澤さんは鷲津と旧知の仲である二世議員・鷹野聡史、白鳥さんは鷲津の息子で何者かに歩道橋から突き落とされ瀕死（ひんし）の重傷を負った泰生（たいき）、飯田さんは内閣総理大臣・竜崎始（高橋克典さん）の政務秘書官・猫田正和（ねこた・まさかず）をそれぞれ演じる。

　本田さんは内閣府特命担当大臣の犬飼孝介、坂口さんは犬飼の第二秘書・貝沼永太、玉城さんは犬飼の息子の俊介、田口さんは犬飼の政策秘書・虻川勝次をそれぞれ演じる。