有村架純:レコ大司会初挑戦 安住アナのアドリブには「応用力を培って挑みたい」 注目の受賞者も

「第64回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)の総合司会を務める有村架純さん
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「第64回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)の総合司会を務める有村架純さん

 女優の有村架純さんが12月30日午後5時半から生放送される「第64回 輝く!日本レコード大賞(レコ大)」(TBS系)の総合司会を務めることが6日、明らかになった。有村さんがレコ大の司会を務めるのは初めて。また、2012年から11年連続で同局の安住紳一郎アナウンサーも総合司会を務める。このほど東京都内で行われた会見に登場した有村さんは「すごく光栄に思いました」と大役を喜び、「(受賞したアーティストと)こういう場を共に過ごせるということが、とても幸せだなと思います」と心境を明かした。

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 現在29歳の有村さんは「さまざまな経験をさせていただいた20代で……まだこういう大役をいただける機会があるんだなあと改めて感じました」としみじみ。続けて「お芝居をしている現場しかあまり見る機会がなく、こういった音楽の世界に関わらせていただくことも少ないので、お芝居とはまた違った表現方法を今のタイミングで改めて知れるのが、自分の中でひとつ刺激になるのかなと思います」と司会への期待を語った。
 
 また、有村さんは安住アナとのタッグで期待していることを聞かれると「安住さんの、台本から、枠から外れた時の姿を見てみたいなと楽しみにしています」と笑いながらコメント。一緒に会見に出席した安住アナが「誰かから注意されたんですね、きっと(笑い)。『あのアナウンサーは台本からはみ出る時が多いから、ついていくと地獄の場合もあるよ』と……」と反応すると、有村さんは「(安住さんの)アドリブへの応用力を、しっかり培って本番に挑みたいと思います」と意気込んだ。

 有村さんと会うのは久しぶりだったという安住アナは「立派になられた有村さんと一緒にこういうステージに立てて、父親のようにうれしいという感じです」と気持ちを吐露。有村さんとのタッグについては「有村さんは『脈拍数を上げずに長生きしたい』という人なので、あまり興奮する感情を見せないんですけど、内面はユーモアたっぷりな方。きちんと場を設定するとものすごく面白い方だと何回か一緒に番組を経験して知っているので、そこは今回トライしたいなと思います。有村架純さんの脈拍を上げることが今回のメインテーマです」と冗談めかして笑わせた。

 注目の受賞者を聞かれると、安住アナは「Adoさん、匿名性がひとつの特徴なので。昨年は電話をつないだんですけど、Adoさんのステージをどう紹介するのか。(昨年大賞の)『Da-iCE(ダイス)』のみなさんも2年連続で注目ですし、『マカロニえんぴつ』も(昨年)最優秀新人賞を取って、2年目で優秀作品賞ですから、その勢い」とコメント。有村さんは「優秀作品賞のラインアップにバンドが4組入っていて、歴代で見ると特別なのかなと。それぞれのバンドの方の最近の曲を聴くと、歌詞が非常にストレートな表現をされているものが多くて、ラブソングだと誰もが一度は感じたことがある感情が伝わってくる。だからいろんな世代の方が共感して支持を得られるのかなと思いました」と語っていた。

 「第64回 輝く!日本レコード大賞」は、12月30日午後5時半~同10時に生放送。「日本レコード大賞」候補となる「優秀作品賞」には、歌手のAdoさんの「新時代」、ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」の「スターマイン」、氷川きよしさんの「甲州路」、男性ユニット「純烈」の「君を奪い去りたい」、ガールズグループ「NiziU(ニジュー)」の「CLAP CLAP」、バンド「wacci」の「恋だろ」、バンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)」の「ダンスホール」、バンド「マカロニえんぴつ」の「なんでもないよ、」、ダンス&ボーカルグループ「BE:FIRST」の「Bye-Good-Bye」、バンド「SEKAI NO OWARI」の「Habit」が選出されている。

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