僕のヒーローアカデミア：下野紘　「ダビダンス」収録は「ただただ楽しかった」　荼毘のスペシャルビジュアルも

　「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の堀越耕平さんのマンガが原作のテレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」（読売テレビ・日本テレビ系）の第124話「ダビダンス」が12月10日午後5時半に放送されることを受けて、アニメの原画を使用した敵＜ヴィラン＞の荼毘（だび）のスペシャルビジュアルが公開された。荼毘の声優を務める下野紘さんは、同話の収録について「ただただ、楽しかったです」と話している。

ウナギノボリ

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　第124話「ダビダンス」は、荼毘が登場するエピソードで、12月3日放送の前話「僕らの中の人」で予告が流れると、ツイッターで「ダビダンス」がトレンド1位になるなどファンの間で大きな盛り上がりを見せた。下野さんは「収録前は本当に楽しみにしすぎていました（笑い）。原作を読んでからはそのシーンに何度も何度も声を当てていました。これまで荼毘としては、ずっと隠していたものがあって、自分としても感情を出したいけど我慢していたのもあるので。やっと解放できる！　ブチまけられる！って、早く演（や）りたくて仕方がなかったですね」と同話に懸ける思いを語っている。

　アフレコ当日は「感覚的には“舞台”をやっているような気持ちでした。声だけじゃなく全身で表現するような……。ディレクションがあった時も、『なるほど……じゃあ、こんな気持ちだからこういう盛り上がりを見せてみよう』とか、一生懸命考えながら……。ただただ、楽しかったです」と感じていたという。

　ファンに向けて「第6期に入ってからクライマックスのような回が続いていますが、これまで後ろに控えていた荼毘がいよいよ前面に出てきます。ヒーローたちと対峙（たいじ）する姿、そしてようやく自分の感情をあらわにするシーンが、この『ダビダンス』に込められています。僕自身、とにかく楽しく収録に臨ませていただきました。オンエアを見て皆さんがどう感じるのか……ヒロアカファン、敵＜ヴィラン＞ファンの皆さん、ぜひご覧ください」とメッセージを送った。

　「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月に連載がスタート。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿を描いている。コミックスの全世界累計発行部数は6500万部以上。テレビアニメ第1期が2016年4～6月、第2期が2017年3～9月、第3期が2018年4～9月、第4期が2019年10月～2020年4月、第5期が2021年3～9月に放送された。