ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん：テレビアニメ追加キャストに堀江瞬、八代拓　ダズビーがOP担当　EDはAnna

　小説投稿サイト「小説家になろう」などで人気の“悪役令嬢”ライトノベルが原作のテレビアニメ「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」に声優として堀江瞬さん、八代拓さんが出演することが分かった。堀江さんは魔導学園に通う魔法の天才少年、ファビアン・オルテンブルク、八代さんは魔導学園の先生であるレオン・シャッヘをそれぞれ演じる。

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　歌手のダズビーさんがオープニングテーマ（OP）「イビツナコトバ」を担当することも発表された。歌手のAnnaさんがエンディングテーマ（ED）「花のように」を担当する。リーゼロッテやジークヴァルト、ファビアン、レオンが登場する第3弾PVがYouTubeで公開され、OPがお披露目された。

　ファビアン役の堀江さんは「ファビアンのショタみに激しくもだえている解説の小林さんにハードルを上げられながら収録に臨みました。とにかく小林さんをもだえさせねば。そんなショタにせねば。その一心でした」と収録を振り返り、「リーゼ嬢に対するお姉ちゃん呼びのバリエーションも豊かです」とファビアンの魅力を語っている。

　レオン役の八代さんは「まずは何より、現実世界とゲーム世界のどちらにもしっかりとしたドラマがあって、どちらにも感情移入できるところがとても好きでした。片方の描写になっても、二つが重なる描写になっても、笑えたり感動できたりするので、心が動かされる瞬間が多い作品だと感じます。先が気になって仕方ない作品でした」とコメントを寄せている。

　ダズビーさんはOP「イビツナコトバ」について、「“ツンツン”しながらも“デレデレ”するリーゼロッテの気持ちをストレートに表現した曲です。爽やかで可愛いメロディーに、『好き』だと伝えたいけど伝えられない気持ちを込めました」と話している。

　AnnaさんはED「花のように」について「リーゼロッテの気持ちになって書き下ろしをさせていただきました。気高く強いお嬢様でありながらも、乙女で純粋な大好きという気持ちを捨てきれない。そんな、お嬢様ではなくただの女の子になるリーゼロッテの心を、楽曲から少しでも感じていただけたらと思います！」と思いを語っている。

　「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」は、恵ノ島すずさん作、えいひさんイラストのライトノベル。乙女ゲーム「マジカルに恋して」（まじこい）の世界を舞台に、神の声により婚約者のリーゼロッテがこのままでは破滅を迎えるという衝撃的な事実を知った王子・ジークがバッドエンドを回避するために奮闘する姿が描かれる。実は、神の声は現実世界でゲームの実況をする高校生で、ジークが実況と解説という“神託”を頼りに婚約者を救おうとする。

　アニメは、吉村文宏さんが監督を務め、手塚プロダクションが制作する。MBS・TBSほかの深夜アニメ枠「アニメイズム」で2023年1月6日から放送される。

　◇キャスト（敬称略）

　リーゼロッテ・リーフェンシュタール：楠木ともり▽ジークヴァルト・フィッツェンハーゲン：中村悠一▽遠藤碧人：石川界人▽小林詩帆乃：花澤香菜▽フィーネ：富田美憂▽バルドゥール・リーフェンシュタール：杉田智和▽アルトゥル・リヒター：逢坂良太▽ファビアン・オルテンブルク：堀江瞬▽レオン・シャッヘ：八代拓