アトムの童:ファインプレー続出! “那由他”山崎賢人らが株主総会で大奮闘 視聴者「日曜劇場らしいスカッと展開」(ネタバレあり)

連続ドラマ「アトムの童」最終話のワンシーン(C)TBS
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連続ドラマ「アトムの童」最終話のワンシーン(C)TBS

 俳優の山崎賢人さん主演の連続ドラマ「アトムの童(こ)」(TBS系、日曜午後9時)の最終話が12月11日に放送された。大手IT企業「SAGAS」の株主総会を巡って、那由他(山崎さん)らが数々のファインプレーを見せた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 興津(オダギリジョーさん)が警察に連行され、株主総会は大混乱。興津の秘書・吉崎(六角慎司さん)は、このタイミングで警察が動いたことに違和感を覚え、社内に興津を陥れようとした裏切り者がいるのではと疑う。

 吉崎の話を聞いた海(岸井ゆきのさん)の頭には、「やよい銀行」の支店長・小山田(皆川猿時さん)が浮かんだ。そこで海は小山田の動向を探るため、「興津社長が警察から解放された」といううその情報を伝え、小山田がどう動くかを試す作戦に出る。

 すると、小山田は役員の控室から会場内でも人目につかなさそうな階段へと向かう。海は途中で小山田を見失うが、株主総会の様子を見に来ていた元やよい銀行員の鵜飼(林泰文さん)と、パブリッシャーの晶(玄理さん)が、怪しげな小山田を見かける。

 2人が様子を伺うと、SAGASを乗っ取ろうとする株主「宮沢ファミリーオフィス」の一員と話をする小山田の姿があった。晶はそれを動画に収めて海へ送り、小山田が控室に戻ってきたところで海はその動画を突きつけた。小山田は「勝ち馬に乗って何が悪い」と認め、その場から逃走。海は那由他にプレゼンを任せて小山田を追った。

 そのころ、那由他の先輩でゲームカフェの店長・森田(岡部大さん)とそのアルバイト・結衣(飯沼愛さん)は、何とか株主総会を見られないかと会場まで来ていた。そんな森田に、逃げてきた小山田が衝突。海の「その人捕まえて!」という声を聞き、森田と結衣は小山田を追いかけ、結衣が捕まえることに成功した。

 一方、那由他は勝算のないまま株主総会のプレゼンに臨む。すると、会場にSAGASの有力株主・伊原(山崎努さん)を連れた隼人(松下洸平さん)が現れた。宮沢ファミリーオフィスについたかに見えた隼人は、那由他たちに協力できるよう裏で画策していたのだった。

 伊原が会場にやって来たことで、宮沢ファミリーオフィスに渡った伊原の委任状は無効となる。那由他のプレゼンを聞いた伊原は、質疑応答の場で「すごいもんらしいけど、ゲームなんかよりもっとためになる使い方があるのではないか。お考えを伺いたい」と尋ねる。

 担当取締役が答えようとするが、伊原から「原稿を読むのはやめなさい! 自分のお気持ちを聞かせてください」と言われてしまう。代わりに那由他が話し始め、「ゲームの世界でなら同じ体験をすぐに共有することができます。ゲームの中では生まれてきた環境や性別や年齢は関係なく、平等に交流し遊ぶことができます。体のハンディも同じです」と伝える。

 実はほとんど視力を失っていた伊原は、那由他の思いに賛同。宮沢ファミリーオフィスの株主提案は否決となり、SAGASが勝利を収める結果となった。

 SNSでは「みんなの熱量が一カ所に集まって盛り上がってくる感じ、良いわね」「ナイスアシスト!」「よくやった!」「逆転勝利」「日曜劇場らしいスカッと展開」といった声が上がり、盛り上がった。

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