ガンプラW杯:U-14世界一 中国代表は10歳 爆発の表現にこだわり

「ガンプラビルダーズワールドカップ 10thトーナメント」のU-14コースで世界一になった中国内地代表の「トレイルズ オブ ニュータイプ」(リュ ホ ウェンさん)(C)創通・サンライズ
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「ガンプラビルダーズワールドカップ 10thトーナメント」のU-14コースで世界一になった中国内地代表の「トレイルズ オブ ニュータイプ」(リュ ホ ウェンさん)(C)創通・サンライズ

 アニメ「ガンダム」シリーズのプラモデル(ガンプラ)の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯) 10thトーナメント」の世界大会決勝戦が12月17日、オンラインで開催され、14歳以下のU-14コースで、中国内地代表の「トレイルズ オブ ニュータイプ」(リュ ホ ウェンさん)が世界一に選ばれた。リュ ホ ウェンさんは10歳で「ニュータイプをめぐるストーリー」をテーマにガンダム、νガンダム、ユニコーンガンダムなどで作品を作り上げた。爆発の表現が印象的で「爆発の効果に力を入れました。塗装で影などを表現しました」と説明した。

ウナギノボリ

 2位はマレーシア代表の「ジークルーネ ザ ノーブル クルセイダー」(ジョーヴン・テーさん)、3位はインドネシア代表の「デーモン ハンター」(リルファラフォルさん)だった。

 同コンテストは、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会で、2011年に始まり、今回は2019年以来、約3年ぶりの開催となった。

 第10回となった今回の大会は、14歳以下のU-14コース、15歳以上、20歳以下のU-20コース、21歳以上のOVER-21コースがあり、日本のほか、中国内地、韓国、台湾、香港特別行政区、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ベトナム、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ&中東の15の国と地域で開催。各エリア、地域大会が開催され、代表を選出した。各代表が世界大会決勝戦で激突した。川口名人ことバンダイスピリッツの川口克己さんらが審査した。

 OVER-21コースは、香港特別行政区代表の「フラグメント オブ ア スター」(マンソン・ングさん)、U-20コースは、中国内地代表の「ザ ラスト ジオン」(フェン ゼ カイさん)がそれぞれ世界一に選ばれた。

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