クロサギ:「初めて黒崎のシーンを撮影した日に、“イケる”と思った」 監督が明かす撮了後の思い

連続ドラマ「クロサギ」で主演を務めたKing & Princeの平野紫耀さん(C)TBS
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連続ドラマ「クロサギ」で主演を務めたKing & Princeの平野紫耀さん(C)TBS

 人気グループ「King & Prince」の平野紫耀さん主演の連続ドラマ「クロサギ」(TBS系、金曜午後10時)が12月23日に最終回を迎える。本作のチーフ監督を務めた田中健太さんが、撮影を終えた今の思いを語った。

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 ドラマは、夏原武さん原案、黒丸さんによるマンガ「クロサギ」シリーズが原作。詐欺被害で家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野さん)が、詐欺師をだます詐欺師“クロサギ”となって真の敵に立ち向かっていく物語。2006年にも山下智久さん主演でドラマ化され、2008年には映画化もされた。

 田中さんは「思えば16年前、初めてドラマの現場に入り一番下っ端のADとして入った番組も『クロサギ』だった。右も左も分からない中、会社の中で右往左往していたせいか、違う部署の人からクロサギ君なんてあだ名までつけられた」と振り返る。

 「そして今回16年の時を経てクロサギにチーフ監督として、携わらせていただいた。自分自身、思い入れのある番組だけに、不安やプレッシャーは大きかったが、初めて黒崎のシーンを撮影した日に、“イケる”と思った」

 黒崎と出会う検事志望の女子大生・吉川氷柱を黒島結菜さん、詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫を三浦友和さんが演じた。田中さんは「氷柱と出会い、桂木のシーンを撮影し、“絶対にイケる”と確信した」と明かし、「撮影が終わってホッとしたけど、もうしばらく黒崎たちと会えないと思うと、すごくさみしい」と率直に語った。

 「クロサギ」最終回は12月23日午後10時から放送。

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