伊藤美来:「ウルトラマン」愛語る 特撮の喜び、やりがい 「ウルトラマンレグロス」で幻獣闘士スピカに

「ウルトラマンレグロス」でスピカを演じる伊藤美来さん
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「ウルトラマンレグロス」でスピカを演じる伊藤美来さん

 特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」に登場する謎のヒーロー・ウルトラマンレグロスを主人公とした「ウルトラマンレグロス」。宇宙最強とウワサされる伝説のコスモ幻獣拳で戦う幻獣闘士役として豪華声優陣が出演することも話題になっている。紅一点のスピカを演じるのが、アニメ「五等分の花嫁」「白い砂のアクアトープ」などで知られる人気声優の伊藤美来さんだ。特撮ファンとしても知られる伊藤さんに「ウルトラマン」シリーズへの愛、思いを聞いた。

 ◇アグルの見た目が好き レグロスと対面で興奮

 伊藤さんは毎年「ウルトラマン」シリーズのイベント「ウルトラヒーローズEXPO サマーフェスティバル(ウルサマ)」に行くなど「ウルトラマン」シリーズのファンだった。それだけに「初めての『ウルトラマン』シリーズ、すごくうれしかったですし、びっくりしました。坂本監督の作品に出演させていただくのもすごく光栄です。まさかこんな日が来るとは!という気持ちです」と出演を喜ぶ。

 同シリーズに強い愛がある。

 「『ウルトラマン』は弟と一緒に見始めました。最初に見たのは『ウルトラマンコスモス』です。コスモスは見た目がシンプルで格好いいですし、優しいんですよね。女の子から見ると、優しくて包容力があるウルトラマンというのも魅力的で、応援したくなります。何回も見ていました。その後も弟と一緒にシリーズを見たり、ウルサマに行ったりしていました。見た目がすごく好きなのがウルトラマンアグルです。グッズを集めたり、ハマっていました。いろいろな作品がありますが、人間ドラマが魅力なんです。基本的には体がすごく大きいですし、アクションの一つ一つに重みがあるんですよね。それぞれに個性があって、みんな違うのもすてきです」

 取材の日、ウルトラマンレグロスと対面を果たした。

 「格好いいです! 大きいし、マッチョなんです。脚、背面もすごい! 実際にこんなに近くで見られるなんて、得した感じです! ニヤニヤしちゃって(笑い)。レグロスは若さにあふれている印象です。とにかく練習して、強くならなきゃ!と頑張っていて、つまずくこともありますし、そこが人間的でリアルなんですよね。応援したくなりますし、親近感が湧きます。どうしても、スピカ目線になっちゃいますね。スピカとしては、つらいことを一緒に乗り越えてきた仲間という意識がありますし」

 ◇特撮の演技の難しさ 子供たちにしっかり伝わるお芝居を

 「ウルトラマンレグロス」は、「ウルトラギャラクシーファイト」シリーズ3作目「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」で鮮烈なデビューを遂げた謎のウルトラヒーロー・ウルトラマンレグロス初の単独作品で、謎に包まれた衝撃の過去が明かされる。坂本浩一さんが監督を務め、足木淳一郎さんが脚本を担当する。仲村宗悟さんがウルトラマンレグロスを演じ、大塚明夫さん、津田健次郎さん、森川智之さん、増田俊樹さん、前野智昭さんらも声優として出演する。円谷プロダクションの動画サービス「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信される。

 伊藤さんが声優を務めるスピカは、何かとレグロスを気にかけているコスモ幻獣拳の女性闘士。凍気を操る高速凍豹拳の使い手で、目にも留まらぬスピードで氷の技を繰り出す。

 「スピカは弟子たちの中では紅一点で、ほかのみんなに負けない強さがあります。可愛いところもありますし、レグロスの先輩にもなるので、レグロスが悩んでいる時、背中をしっかり押してあげるなど姉御肌なところもあります。強いヒロイン!というイメージです。見た目もラブリーですね。可愛い系なのかな?という最初の印象もありましたが、しっかり者で芯が通っていて、格好いいんです。見た目とギャップがあるのかもしれません」

 コスモ幻獣拳の使い手ということもあり、アクションシーンの声の演技にも挑戦した。

 「拳法なので、自分が拳法をするイメージで、鋭くスマートに一つ一つを決めるイメージでアクションの息を入れました。拳法といえば……とジャッキー・チェンを思い出したのですが、また少し違いましたね(笑い)。共演者の方々もすごい方ばかりなので、強さを出すために思い切ってやらせていただきました」

 伊藤さんは数多くのアニメにも出演している人気声優だ。アニメと特撮では演技が変わってくるのだろうか?

 「特撮は、キャラクターの表情が変わらない、口が動かないことが多いのが一番大きい違いかなと思っています。声優としてお芝居が難しいんだろうな……と私もファンとして特撮を見ていました。皆さんの演技は全然違和感がないので、私もそういうふうに演じたいですし、作品を見ている子供たちにしっかり伝わるお芝居を意識しています。表情を想像しながら、声で表現するのは難しいのですが、やりがいを感じます。それに私自身がずっとやりたかったことなので、すごくうれしいです。子供たちが見て、スピカはいい子だな!と思っていただけるとうれしいです」

 「ウルトラマンレグロス」の見どころを「拳法の使い手というのがすごく新鮮です。ストーリーはミステリアスな部分もあって、後半の展開は、どうなっちゃうの!?と感情移入しながら楽しんでいただけると思います。レグロス以外のキャラクターもみんな個性的で魅力的です。みんなの戦いを楽しみにしていただけるとうれしいです」と語る伊藤さん。

 伊藤さんは「仮面ライダー」シリーズにも出演経験がある。特撮ファンとしてこれからもさまざまな作品への出演に意欲を燃やしており「いろいろな作品で役を任せていただけるように、精進していきます。いつか、ウルトラマンに変身して、シャッ!と言えるように頑張ります!」と話す。「ウルトラマンレグロス」はもちろん、今後のさらなる活躍も期待される。

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