罠の戦争:草なぎ剛「鬼の形相」で好演、視聴者沸く 復讐決断の演技に「ゾクッとしてしまった」

連続ドラマ「罠の戦争」第1話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「罠の戦争」第1話の一場面=カンテレ提供

 草なぎ剛さんが主演を務める連続ドラマ「罠(わな)の戦争」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第1話が1月16日、放送された。同話では、鷲津亨(草なぎさん)が長年仕えている内閣府特命担当大臣の犬飼孝介(本田博太郎さん)らに復讐(ふくしゅう)を決意するシーンを描いた。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、愛する家族を傷つけられた国会議員秘書・鷲津亨が知略を巡らし、悪徳政治家の失脚をもくろむ政治エンターテインメント。

 第1話では……亨の息子・泰生(白鳥晴都さん)がけがをして、意識不明の重体となる。泰生が何らかの事件に巻き込まれたのではと心配する亨だが、刑事からは事故の可能性を告げられる。

 その後、犬飼が泰生の見舞いに来るが「不幸な事故だった。そういうことにしてくれ。誰かが誰かに頼んで、そのまた誰かが私に頼んで来た」と亨にお願いする。納得のいかない亨に、犬飼は脅しをかけ、最後は土下座して頼み込む。亨は「分かりましたから」と受け入れる。

 しかし、それは亨の「演技」だった。

 本心では犬飼への復讐を決意。妻の可南子(井川遥さん)に対し、亨は「(犬飼に)助けてもらった恩がある。だから支えてきた。なのに……なめられたもんだよな。あんな安っぽい土下座ひとつで。泰生を何だと思ってる! 力のあるやつはどんな要求でも通るのか? 弱いやつはどんなことでも飲み込めっていうのか? ふざけるな!」と持っていたリンゴを握りつぶした。

 そして「あいつらに思い知らせてやる。危ない橋を渡る。だから、離婚したほうが……」と言うが、可南子は「私だって許せないよ。あんなこと飲み込んじゃだめ。あなたの心が死ぬ。心が死んだら体と同じ。救えない。どんなリスクがあっても戦うの。2人で一緒に」と覚悟する。

 亨は「犬飼を大臣から引きずり下ろす。二度と政界に戻って来られないくらい、ズタズタにしてやる。泰生を落とした犯人を見つけて、泰生以上の苦しみを味わわせてやる! あいつらに教えてやる。踏みつけられたら、どれだけ痛いか! 教えてやる」と鬼の形相で可南子に誓った。

 SNSでは「腹立たしい展開に胸がえぐられそう。草なぎ剛の演技が素晴らしかった」「これだよね草なぎ剛は! って演技とドラマでした。内に秘めるふつふつとした感情の表現がうま過ぎる」「鬼気迫る演技が素晴らしい。ゾクッとしてしまった」と称賛の声が相次いでいる。

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