100万回言えばよかった:“悠依”井上真央と“直木”佐藤健 姿は見えなくても通じ合う2人に「尊い」「切ない」の声

ドラマ「100万回言えばよかった」第2話の場面カット(C)TBS
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ドラマ「100万回言えばよかった」第2話の場面カット(C)TBS

 女優の井上真央さん主演の連続ドラマ「100万回言えばよかった」(TBS系、金曜午後10時)の第2話が1月20日に放送。井上さん演じる相馬悠依と佐藤健さん演じる鳥野直木の「見えていない」のに見えているかのようなやりとりや、シンクロする言動に注目が集まった。

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 脚本は、2021年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」などで知られる安達奈緒子さんのオリジナル。突然命を落とし、幽霊となって現世をさまよう洋食店のシェフ、鳥野直木(佐藤さん)と、恋人の直木の死を受け入れられない美容師の相馬悠依(井上さん)、直木と唯一意思疎通できる刑事・魚住譲(松山さん)の3人が、非情な運命に必死にあらがい、奇跡を起こそうとする姿を描く。

 第1話で、直木が幽霊になって自分のそばにいることを感じ取った悠依。第2話の冒頭で、悠依はアロマキャンドルの炎を前に真剣な表情でたたずんでいた。姿が見えず、声も聞こえないが、確かにそこにいるであろう直木に向かって、「やってみて」とキャンドルに息を吹きかけるよう促す悠依。直木は息を吹きかけるが、炎は揺れない。悠依は「ダメか……」と落ち込むが、その瞬間、炎が揺れる。悠依は「いた! やっぱりいる!」とうれしそうに声を上げる。直木が「それ、悠依の鼻息」と言うと、悠依は「私の息か」と笑う。続けて「それでもいい。直木がいるって感じられるなら」と直木のほうを見つめる。悠依は直木の頬に手を伸ばし、「大丈夫だよ、感じられるなら。大丈夫」とほほ笑みかける。

 直木は、常に悠依を近くで見守り続ける。仕事の休憩中、立ったままおにぎりを頬張る悠依に向かって「梅干しぐらい冷蔵庫にあるでしょ。せめてふりかけかけるとかさ。食えればいいってもんじゃ……」と話しかける。悠依の横に並び、「具なしって。米は米だけでもうまいけどさ」と口にすると、悠依は「お昼食べてるだけで優秀」と口にする。続けて悠依が「腰痛い。座りたい」と言うと、直木は「1回座っちゃうとな」と同調。すると悠依が「立ち仕事はね」と話し、まるで会話が成立しているかのような状況に、直木は驚いた表情を見せる。

 悠依と直木が譲とファミレスを訪れた場面では、悠依がごく自然にソファの席を空け、そこに直木が腰を掛ける描写が登場。譲は「本当に見えてないんですか? すごく自然っていうか。普通に2人でいるようにしか僕には見えないので、逆に自分がだまされているんじゃないかと思ったり」と口にした。

 ファミレスの閉店後、3人は直木のマンションに移動。悠依が直木のパソコンを確認しても大丈夫か譲を通して確認すると、直木は「大丈夫ですよ、何疑ってんの?」と一言。譲が「大丈夫だって言ってます。なんか怒ってます」と悠依に伝えた瞬間、直木は譲に「怒ってない! こういう顔だ」と返答。悠依も直木の返答を予想し「こういう顔だ」と口にし、2人の声が重なった。譲は、悠依に向かって「はい。言ってます」と驚くのだった。

 姿が見えず、声が聞こえなくても通じ合っているような悠依と直木の姿に、SNSでは「冒頭から切ない」「すごいシンクロ! 繋がってる2人が尊い」「シンクロする直木と悠依がかわいいけど切ない」「『こういう顔だ!』ってすねる佐藤健がかっこいい&かわいすぎる」などさまざまな声が上がっていた。

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