森山良子:父親がルイ・アームストロングと親交 朝ドラ“カムカム”出演に「ご縁いただいた」 「徹子の部屋」で

森山良子さん
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森山良子さん

 歌手の森山良子さんが、1月23日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」出演の際に感じた“縁”について語った。

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 75歳の森山さんは、昨年で芸能生活55周年を迎えた。昨年はNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」で謎の日系アメリカ人、アニー・ヒラカワを演じて話題を呼んだ。実はヒロイン・安子(上白石萌音さん)の晩年の姿だったが、オファーを受けた時に「このドラマに出るのは絶対に内緒にしてください」とくぎを刺されたという。「オンエアが始まったら大丈夫かなと思ったら、『誰の役かは絶対に言わないでください』って。ずっと何も言えないまま」と振り返った。

 「カムカムエヴリバディ」はジャズがテーマの一つになっており、“サッチモ”の愛称で親しまれた米ジャズミュージシャンのルイ・アームストロングの楽曲が劇中で流れた。日系2世でジャズトランペット奏者だった森山さんの父親・久さんは、ルイ・アームストロングと親交があったといい、来日のたびに車を運転して羽田空港におもむき、ホテルまで送迎していたという。実際に久さんとルイ・アームストロングが2人でトランペットを演奏している様子を収めた写真も公開されたが、森山さんは「2人の写真を撮ったのは(久さんにトランペットを習っていた当時9歳の)ムッシュかまやつなんです」と明かした。

 森山さんは、「(私が育った)背景をご存じでいてくださって、私のところにドラマのオファーがきたのかな」と思っていたが、制作スタッフに「なぜ私なんですか?」と聞くと「なんとなく」と返ってきたという。「長い時代の中のご縁みたいなものをいただいたような気がしてうれしかったです」と笑顔を見せた。

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