美少女戦士セーラームーンCosmos:新ビジュアルに最後の戦いへの覚悟 セーラームーンとセーラーギャラクシア 主題歌にDaoko

「美少女戦士セーラームーンCosmos」のビジュアル(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
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「美少女戦士セーラームーンCosmos」のビジュアル(C)武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会

 武内直子さんの人気マンガが原作のアニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの最終章を描く劇場版アニメ「美少女戦士セーラームーンCosmos」(高橋知也監督)の本ビジュアルが1月31日、公開された。セーラー戦士たちの最後の戦いへの覚悟が表現されたビジュアルで、りりしい表情のエターナルセーラームーンの背後に不敵な笑みを浮かべるセーラーギャラクシアが描かれている。「信じてる。必ず未来はやってくるって。」「セーラー戦士、最後の戦いがはじまる――」というコピーも添えられている。

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 予告映像もYouTubeで公開され、迫りくるセーラーギャラクシアの恐怖、過酷な運命へ立ち向かうエターナルセーラームーンが描かれた。歌手のDaokoさんが主題歌「月の花」を歌うことも発表され、予告映像で主題歌がお披露目された。Daokoさんが主題歌の作詞も担当した。

 Daokoさんは「セーラームーンを初めて見た時に、気高く美しいセーラー戦士たちに目を奪われたことを今でも覚えています。とくに変身シーンのときめきは鮮烈で、今見てもドキドキします。そんな心ひかれ続けている作品のオファーをいただき、聞いた時はうれしくて取り乱しました。楽曲制作では、何度も原作やアニメを見返し、より世界観を深くインプットしながら進めました。乙女のはかなさと美しさを兼ね備えつつも、強く気高いセーラー戦士たちを体現するような楽曲に仕上がっていると思います。映画公開が一ファンとして、心から楽しみです! 一緒にわくわくしながら待ちましょう!! 劇場で皆様に『月の花』を聴いていただけることを心待ちにしております」とコメントを寄せている。

 「美少女戦士セーラームーンCosmos」は、同シリーズの最終章となる「シャドウ・ギャラクティカ編」を前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」として製作。新たなる敵、シャドウ・ギャラクティカが出現し、セーラー戦士たちが最後の戦いに挑むことになる。前編が6月9日、後編が同30日に公開される。

 「美少女戦士セーラームーン」は、1992~97年に少女マンガ誌「なかよし」(講談社)で連載された人気マンガ。テレビアニメが1992~97年に放送された。ドジで泣き虫な月野うさぎが、愛と正義の美少女戦士に変身し、仲間の戦士たちと活躍する姿が描かれている。コミックスの世界累計発行部数は約4600万部。2022年に連載開始30周年を迎えた。

 新作アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が2012年に始動した20周年プロジェクトの一環として制作され、2014、2015年に第1、2期が動画配信サービス「ニコニコ生放送」ほかで配信されたほか、テレビアニメも放送。2016年に第3期が放送された。第4期「デッド・ムーン編」が前後編の劇場版「美少女戦士セーラームーン Eternal」として製作され、2021年に公開された。

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