新潟国際アニメーション映画祭:オープニング作品に渡辺信一郎監督「A Girl meets A Boy and A Robot」 森田修平監督「弦の舞」

「A Girl meets A Boy and A Robot」(左)と「弦の舞」のビジュアル(C)TAISU PROJECT
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「A Girl meets A Boy and A Robot」(左)と「弦の舞」のビジュアル(C)TAISU PROJECT

 渡辺信一郎監督のオリジナルアニメ「A Girl meets A Boy and A Robot」、森田修平監督のオリジナルアニメ「弦の舞」が、長編商業アニメの映画祭「第1回新潟国際アニメーション映画祭」でオープニング作品として上映されることが分かった。両作はアジアプレミアとして上映され、渡辺監督、森田監督のトークイベントも開催される。

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 両作は、日本、中国、ニュージーランドの3カ国を代表する映像監督5人によるプロジェクト「TAISU PROJECT(太素プロジェクト)」の「太素(TAISU)」の一環として制作された。「太素(TAISU)」は、各監督が「万物の根本にある時間と空間を超えることができる宇宙元素である太素に導かれ、時間と空間を旅しながらそれぞれの物語を目撃する」というコンセプトで制作。4つのエピソードで構成され、4つの時代を舞台に愛と希望の物語がそれぞれ描かれる。

 渡辺監督、森田監督のほか、中国からは劇場版アニメ「姜子牙」で知られるリー・ウェイ監督、ウェン・ミン監督、ニュージーランドからは「ロード・オブ・ザ・リング」「アバター」のVFXで知られる「WETA」の代表のリチャード・テイラー監督が参加している。「A Girl meets A Boy and A Robot」はMAPPA、「弦の舞」はYAMATOWORKSが制作する。

 同映画祭のコンペティション部門の審査員も発表され、「クロース」「「LEGO(R)ムービー2」などで知られるジンコ・ゴトウプロデューサー、スタジオジブリの劇場版アニメ、新海誠監督作品などを米国で配給する「GKIDS」のデヴィッド・ジェステット社長が、審査委員長の押井守監督と共に審査することが分かった。

 映画祭は、3月17~22日に新潟市民プラザ(新潟市中央区)ほかで開催される。コンペ部門のほか、招待作品による「イベント上映」、近年の作品を集めた「世界の潮流」、作家、ムーブメントの再評価をする「レトロスペクティブ」などで約50本の作品を上映する。

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