星降る夜に:“一星”北村匠海の包容力あふれる言動が話題 視聴者「まさに無償の愛」「人生何周目?」

連続ドラマ「星降る夜に」第8話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「星降る夜に」第8話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の吉高由里子さんが主演を務める連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の第8話が3月7日に放送された。柊一星(北村匠海さん)が雪宮鈴(吉高さん)に伝えたある言葉と、ラストシーンで取った行動が、視聴者の間で「まさに無償の愛」と注目を集めた。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、吉高さんが紫式部役で主演する2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さんのオリジナル作品。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴と、生まれつき耳の聞こえない25歳の遺品整理士・柊一星の10歳差の恋を描く。

 鈴は、伴宗⼀郎(ムロツヨシさん)から執拗(しつよう)に付きまとわれ、不安な日々を過ごしていた。そんな折、鈴は北斗千明(水野美紀さん)から、佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)が妻・彩子(安達祐実さん)の死から立ち直れず、10年たった今も2人で暮らしていた東京の家をそのままにしていることを聞く。

 鈴が一星に「深夜先生にもあの人(伴)にも、心の遺品整理が必要なのかなって」と話すと、一星は「俺は最強だから、深夜の遺品整理もするし、今度あの男(伴)が来たら抱きしめてやる」と返した。続けて「深夜のことも、鈴のことも、あの男のことも、全力で抱きしめてやる!」と宣言するのだった。

 物語の終盤で、鈴のもとに佐藤春(千葉雄大さん)から伴の娘・静空(戸簾愛さん)を保護していると連絡が入る。鈴と深夜が春のもとへ向かっていると、伴が前方からとぼとぼ歩いてくる。伴はこれまでの攻撃的な様子とは打って変わって「雪宮先生、申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を述べた。
 
 伴は「ゴールがもうないんです」と言い放ち、海に飛び込もうとする。鈴や深夜が必死で止めようとするが、伴の勢いに太刀打ちできず突き飛ばされてしまう。すると、静空の「お父さーん!」と呼ぶ声が聞こえてくる。振り返ると、そこには春と一緒に静空の手を引く一星の姿が。伴は声を上げて泣き出し、その場に崩れ落ちた。

 すると、伴のもとに一星がまっすぐ駆け寄ってくる。一星は、泣き続ける伴を強く抱きしめるのだった。

 SNSでは「宣言通り、一番に伴を抱きしめに行く一星に泣いた」「腕力でも説得でも口論でもなく、ただ抱きしめる一星の包容力。人生何周目?」「優しさって強さにもなるんだね」「まさに無償の愛。慈悲」「鈴にちゃんと見てもらえて、一星に抱きしめられて、伴さんは救われたと思う」「『俺は最強だから』っていう一星のセリフ、本当にその通りなんだなって思った」などさまざまな声が上がっていた。

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