ユーチューニャー：ファイルーズあいが動画配信猫のニャーに　梶裕貴は有名チャンネル配信猫　大塚明夫がナレ担当

　人気キャラクターのけたくま（けたたましく動くクマ）などで知られるアニメーション作家のたかだべあさんと、「ばなにゃ」などの矢立きょう監督がタッグを組むオリジナルテレビアニメ「ユーチューニャー」に声優としてファイルーズあいさん、梶裕貴さんが出演することが分かった。動画を配信する猫“動画配信猫”の日常を描くアニメで、ファイルーズさんは動画配信猫のニャー、梶さんは有名チャンネル配信猫のともネコをそれぞれ演じる。佐々木未来さんがかわいいねおねえさん役として出演し、大塚明夫さんがナレーションを担当する。

　ファイルーズさんは「ニャーちゃんは気まぐれで、楽しいおもちゃやおやつが大好きでとても猫らしい猫なのですが、動画サイトの再生数やコメントを気にしたりと、とても人間らしいところもあって、その組み合わせが最高です！　実は表情も豊かでとてもユニークなので、そこもぜひ注目してみてください。お楽しみに！！」とコメント。

　梶さんは「なんてかわいいんだろう。なんて癒やされるんだろう。空き時間にずっと見ていたくなるアニメが爆誕しました。それが『ユーチューニャー』です。悩みごとは、すべてこの子たちが吹き飛ばしてくれます。頭からっぽにして、心ゆくまでご堪能ください。にゃー」と話している。

　ミュージシャンのANCHORさんがエンディングテーマ「バズれ！ユーチューニャー！」を手掛け、「ヤネウラ書房 feat.パン・ルナリーフィ、イケダナナ」が歌唱する。ANCHORさんは、西本康佑さんと共にアニメも音楽も担当する。ANCHORさんは「猫も杓子も動画全盛時代、そんな時代にぴったりなキャッチーで可愛い作品にいろいろな楽曲を書かせていただきました。猫の手ではなく西本さんの手をお借りして作った劇伴とヤネウラ書房の楽しくて元気な楽曲をよろしくお願いします。余談ですが、我が家に猫を招き入れた際に可愛い動画を投稿しようと意気込んで買った高価なカメラは無事ほこりをかぶったオブジェと化しております」とコメントを寄せている。

　「ユーチューニャー」は、動画投稿の数字を気にして夜も眠れない動画配信猫・ニャーの物語。有名チャンネル配信猫のともネコ、武闘派チャンネル配信猫のつよネコも登場する。4月4日から九州朝日放送（KBC）の情報番組「アサデス。KBC」（毎週月～金曜午前6時）内ほかで毎週火曜に放送される。YouTubeでも配信される。