逃げ上手の若君:結川あさきが北条時行に 諏訪頼重は中村悠一 テレビアニメ声優発表

「逃げ上手の若君」に登場する北条時行のビジュアル(C)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会
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「逃げ上手の若君」に登場する北条時行のビジュアル(C)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会

 「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」で知られる松井優征さんのマンガが原作のテレビアニメ「逃げ上手の若君」で、結川あさきさんが主人公・北条時行を演じることが分かった。中村悠一さんが時行を支える諏訪頼重を演じる。東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の国内最大級のアニメイベント「AnimeJapan(アニメジャパン) 2023」で発表された。

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 結川さんは「初めて原作を読んだ時から、逃げ上手以外の力を持たない時行と未熟な自分が重なって見えました。だからこそ、もっとやれると何度も自分を奮い立たせて演じる時行は心から楽しいです。今持てる全てを時行に込めたいと思います。そして、時行だけではなく、この時代に生きる一人一人の強い思いに、きっと心を揺さぶられると思います。『逃げ上手の若君』の世界で、困難な道を進む時行の成長を生き生きと皆様に伝えられるよう頑張ります」とコメント。

 中村さんは「まだ現場は始まっておりませんが、原作を読みながらイメージを膨らませているところです! 個人的に久しぶりの歴史作品。史実との違いも併せて楽しみたいと思います。放送までまだしばらくあると思いますがお待ちいただけますと幸いです」と話している。

 同作は、史実を基に描かれる“逃亡譚(たん)”で“天下一逃げ上手な少年武将”北条時行の流浪と潜伏、逆襲を描く。1333年、突然の謀反によって鎌倉幕府が滅亡し、幕府の後継となるはずだった少年・北条時行が、信濃国の神官・諏訪頼重にいざなわれ、逃げて英雄になる道を歩み始める。北条時行と足利尊氏の天下を巡る戦いを描く。

 2016年3月の「暗殺教室」連載終了以来、約5年ぶりとなる松井さんの新連載で、2021年1月に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載をスタートした。コミックスが第9巻まで発売されており、最新10巻が4月4日に発売される。

 アニメは、山崎雄太さんが監督を務め、CloverWorksが制作する。

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