池田秀一：「名探偵コナン 黒鉄の魚影」　「また一つ素晴らしい物語が完成しました」　赤井秀一「了解した」披露で会場湧かす

　人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版最新作となる第26弾「名探偵コナン 黒鉄の魚影（くろがねのサブマリン）」（立川譲監督、4月14日公開）の完成披露試写会が4月4日、東京国際フォーラム（東京都千代田区）で開催され、赤井秀一役の池田秀一さん、灰原哀役の林原めぐみさんら声優陣が登場した。池田さんは登場するなり「了解した」という赤井のせりふを披露し、会場にどよめきが起こった。続けて「また一つ素晴らしい物語が完成しました。きょうは、ぜひ皆さん、ご堪能あれ」とあいさつした。

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　イベントには、黒ずくめの組織のジン役の堀之紀さんも登壇。池田さんは「赤井秀一にとっていとしい恋人であるジンが、きょう改めていとしい人だなと思いました」と話した。林原さんが「お姉ちゃん（灰原哀の姉・宮野明美）は？」と声をかけると、池田さんは「あなたのことも守りますよ」と返し、会場を湧かせた。

　イベントには、江戸川コナン役の高山さん、毛利蘭役の山崎和佳奈さん、毛利小五郎役の小山力也さん、ウォッカ役の立木文彦さん、ベルモット役の小山茉美さん、バーボン／降谷零／安室透役の古谷徹さん、牧野洋輔役の沢村一樹さんも登場した。

　新作は東京・八丈島近海にある世界の防犯カメラをつなぐための海洋施設・パシフィック・ブイを舞台に、黒ずくめの組織による女性エンジニアの誘拐事件が起きる。彼女が持っていた、ある情報を記すUSBが組織の手に渡り、灰原のもとにも黒い影が忍び寄ることになる。

　「名探偵コナン」は、江戸川コナンが次々と起こる難事件を解決する姿を描いたマンガで、1994年に「週刊少年サンデー」（小学館）で連載をスタート。テレビアニメが1996年から放送されている。