ULTRAMAN:「FINALシーズン」PVにゼットン、嵐大介 暴走恐れる進次郎 ウルトラマンの呪い? OPはMIYAVI×NOILION

「ULTRAMAN」の「FINALシーズン」のメインPVの一場面(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会3
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「ULTRAMAN」の「FINALシーズン」のメインPVの一場面(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会3

 特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズのマンガが原作のアニメ「ULTRAMAN」の「FINAL(ファイナル)シーズン」のメインPVがYouTubeで公開された。「ウルトラマン信仰を殺すこと」「厄災となったウルトラマン」「ウルトラマンの呪い」といった意味深なエドのせりふが流れ、主人公・早田進次郎が自身の暴走を「怖いんだよ」と恐れるシーンが描かれている。巨大なゼットン、嵐大介が登場するほか、ベムラーが「そこまで地球人が好きになってしまったのだよ」というせりふが流れるなど、1966~67年に放送された初代「ウルトラマン」をほうふつさせる。

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 主題歌の情報も発表され、前シーズンでオープニングテーマ(OP)を担当した音楽ユニット「NOILION」とギタリストのMIYAVIさんが、ファイナルシーズンのOP「RAYS」を担当することが分かった。シリーズを通して楽曲を提供してきた「Void Chords feat.Ryohei&Foggy-D」がエンディングテーマ(ED)「AVIATION」を担当する。

 同作を手がける神山健治監督は「いよいよファイナルシーズンです。長く付き合ってきた『ULTRAMAN』シリーズに、このシーズンで区切りをつけることが、作り手として楽しみであり、同時に寂しくもあります。明確な最終回を作ることがなかなかできなくなってきている時代に、このような形でしっかりとシリーズを終わらせることができたのは、貴重な体験だったと感じています。前のシーズンからご覧になってくださっている方も、このシーズンから初めて『ULTRAMAN』をご覧になる方も、それぞれの楽しみ方でご覧になれますので、ぜひ繰り返し何度でもご視聴ください!」とコメントを寄せている。

 荒牧伸志監督は「シーズン1を令和元年にリリースし(あの時はシーズン2があるなんて考えていませんでしたが)、続けてシーズン2を作らせていただいて、今回がシーズン3で、しかもファイナルである、という話を聞いて最初に思ったのは、『ひとかけらのアイデア、一滴の努力の出し惜しみもせず、スタッフ、キャストの全ての力を注ぎ込んだ、これまでの集大成になるような終わりにしたい』ということでした。ウルトラマンという50年以上の歴史を持つビッグタイトルの原点から、ある意味直結するストーリーを紡げる幸福を感じながら、見ていただく皆さんに最高に楽しんでもらうべく、物語の展開とともに熱量が上がってゆくヒーローの姿を真正面から描くことを目指しました。ぜひ最後までお楽しみください」と思いを語っている。

 NOILIONのメンバーは「ついに公開される『ULTRAMAN』ファイナルシーズン! 今回はなんと……!!アーティストとして大先輩であるMIYAVIさんと共にNOILIONが前作に続きOPを担当させていただいたことを大変光栄に思います。世界の命運を背負いながら、苦難と葛藤に立ち向かい進む進次郎の姿。幾多の運命が交差し、時にぶつかりながらも重なり合い進んでいく物語。作品からあふれ出るメッセージに大きなインスピレーションを受け全ての音と言葉に熱とリスペクトを込めて楽曲『RAYS』を制作いたしました。現代を生きる人々へ、『ULTRAMAN』ファイナルシーズンが未来への“光”となることを心から願っています」と話している。

 MIYAVIさんは「『日本のヒーローが、世界を救う』これだけで、日本人として、心躍るではありませんか。いよいよファイナルシーズン、物語はどうなっていくのか。世界は、そして進次郎くんは、どうなってしまうのか。こちらもドキドキワクワクしながらNOILIONとの楽曲 『RAYS』と共に駆け抜けていきたいと思います。シュワッチ」とコメントを寄せている。

 「Void_Chords」の高橋諒さんは「ついにファイナルを迎える『ULTRAMAN』、引き続きEDを担当させていただきました。世界の存亡をかけた死闘の中、非常に人間らしい屈託と、同時に自らの双肩にかかる未来と可能性を真っすぐに見つめ続ける進次郎たちの“ヒーロー”と冠するにふさわしいまなざし、生き方そのものへ、そしてその姿を最大限の技術と、人間への讃歌と、エンターテインメイントにあふれた体験として描き切るこの物語に対して。最大限のリスペクトを込めて、テーマ曲としてどこまでもクラシックで、どこまでも先進的なサウンドをもって、そして彼らの世界に見るその先の未来を想像した時、私たちが受け取るべき言葉とは何か、というメッセージをもって、応答したいと思います。本曲とともに、高く大地を蹴って、結末に、あるいはその先の未来に旅立てれば幸いです」と話している。

 「ULTRAMAN」は、「鉄のラインバレル」などの清水栄一さん原作、下口智裕さん作画のマンガ。かつてウルトラマンだった父・早田進の体に残っていたウルトラマン因子の影響で、生まれながらに特殊な能力を持つ早田進次郎が戦う姿を描いている。

 アニメは「攻殻機動隊S.A.C.」などの神山さん、「アップルシード」などの荒牧さんが監督を務め、プロダクションI.GとSOLA DIGITAL ARTSが制作する。シーズン1が2019年4月からNetflixで配信され、2020年4月にはテレビ放送された。シーズン2がNetflixで配信されている。FINALシーズンは、5月11日にNetflixで配信される。

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