柄本佑:大石静の脚本が「まあ面白い」と今後に期待 吉高由里子主演の大河「光る君へ」が京都で撮影開始

NHK大河ドラマ「光る君へ」の撮影が行われた平安神宮で取材に応じた吉高由里子さん(左)と柄本佑さん(C)NHK
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NHK大河ドラマ「光る君へ」の撮影が行われた平安神宮で取材に応じた吉高由里子さん(左)と柄本佑さん(C)NHK

 吉高由里子さんが主演を務める2024年のNHK大河ドラマ光る君へ」が5月28日、平安神宮(京都市左京区)でクランクインした。役衣装で取材に応じた藤原道長役の柄本佑さんは、「今のところ大石(静)さんが書かれる脚本が、『まあ面白い』。今日は歩いているシーンの撮影でしたが、早く大石先生のせりふをしゃべってみて、自分の中にどんなことが起こるのかというのも楽しみです」と期待感を示した。

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 この日は、道長(柄本さん)が弓などを持ち大内裏を見回る初登場の場面(第2話予定)などを撮影した。

 柄本さんは京都での撮影について、「準備段階で京都に何度も赴いて、紫式部のお墓や道長ゆかりの場所を巡ってきました。いよいよ撮影開始となり、京都が舞台の物語をまずこの京都から始められること、しかも今日は道長にとってもちょうどドラマ初登場のシーンの撮影で、これから1年半撮影が続く初日に、その大元となるエネルギーをいただけた感じがしていて大変光栄です」と語った。

 柄本さんは、2020年に吉高さんが主演を務め、「光る君へ」と同じ大石さんが脚本を担当した「知らなくていいコト」(日本テレビ系)以来の共演で、「吉高さんとの2度目の共演、また初めて共演する方も多く非常に楽しみにしています」とコメントした。主演の吉高さん、制作統括の内田ゆきさんも取材に応じた。

 「光る君へ」は、平安時代が舞台で紫式部が主人公。紫式部は平安中期に、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。柄本さんが演じる道長は、紫式部の執筆に欠かせない存在として登場。生涯心を寄せ、陰に陽に影響を与え合う“パートナー”として描かれる。 

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