映画興行成績:「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」首位返り咲き 興収100億円突破 「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」3位発進

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のビジュアル(C)2023 Nintendo and Universal Studios
1 / 1
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のビジュアル(C)2023 Nintendo and Universal Studios

 5月29日に発表された26~28日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人気ゲーム「スーパーマリオ」の劇場版アニメ「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(アーロン・ホーヴァス監督、マイケル・ジェレニック監督)が首位を獲得した。同作は4月28日に公開され、公開初週から3週連続で首位を獲得。公開4週目は2位だったが、5週目で首位に返り咲いた。26~28日の3日間で約42万6000人を動員し、興行収入は約6億3200万円を記録。累計では、動員約705万7000人、興行収入約100億5800円を記録し、日本での海外アニメーション史上最速となる公開から31日間で100億円を突破した。

ウナギノボリ

 初登場作品では、荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのスピンオフを俳優の高橋一生さん主演で実写化した「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(渡辺一貴監督)が3位にランクイン。5月26~28日の3日間で、動員が約22万1000人、興行収入が約3億1500万円を記録した。

 累計成績では、2位の「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」(ルイ・ルテリエ監督)が動員133万人、興行収入20億円、4位の劇場版アニメ「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」(立川譲監督)が動員860万人、興行収入122億円、5位の「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」(松木彩監督)が動員287万人、興行収入38億円を突破した。

 昨年11月からロングラン上映が続いていた新海誠監督の新作劇場版アニメ「すずめの戸締まり」が5月27日に終映を迎え、最終興行収入が約147億9000億円、動員は約1115万人を記録した。最終上映を見ようと観客が劇場に集まり、8位にランクインした。

 1位 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
 2位 ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
 3位 岸辺露伴 ルーヴルへ行く
 4位 名探偵コナン 黒鉄の魚影
 5位 劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~
 6位 劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD
 7位 最後まで行く
 8位 すずめの戸締まり
 9位 劇場版PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE
 10位 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-

アニメ 最新記事