300年以上続く狂言の野村万蔵家から、狂言師の野村萬さん、野村万蔵さん、野村万之丞さんが3代そろって、6月1日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に初出演。それぞれの親子関係について語った。
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現在57歳の万蔵さんは、26歳の長男・万之丞さんとの関係について「父と子の関係は10歳までと決めていた」と語り、「10歳過ぎて大人になってくると『この人は怖い』っていう関係にしないと。子供が可愛いとか、嫌われたくないなんて思いを持っていると、とても伝承の稽古(けいこ)なんてできないので」と明かした。
万之丞さんは「(万蔵さんは)子供の時は旅行にいろいろ連れていってくれた。楽しい思い出をいっぱい与えてくれた分、今は師匠として厳しく指導してもらっている」とうなずいた。黒柳さんが「親っていう感じはしない?」と尋ねると、「そうですね。師匠という方が、どうしても強くなってしまう。でも、10歳までの楽しい思い出もいっぱい覚えているので、それは感謝している部分ですね」と笑顔を見せた。
一方、万蔵さんは萬さんについて「無駄なことをしゃべらない。自分勝手といいますか、かっこいいなという憧れの存在ではありましたけど、コミュニケーションがない。舞台のこと以外は、ほぼ何もしゃべったことがない」と振り返った。
最近、そんな万蔵さんと萬さんの関係にも変化があった。万蔵さんは「(萬さんは)93歳でまだ現役ですけど、だんだんくたびれて、いつまで歩けるかも分かりませんから、旅行したりとか、一緒に好きな大相撲見に行ったりとか、今までしていなかった親子の関係を取り戻そう」と思ったという。
万蔵さんは「私と姉と父(萬さん)の3人、親子だけで初めて仕事も何も関係ない旅行に行って参りました」とほほ笑むと、親子3人で訪れた箱根旅行の写真を公開。萬さんは「理屈抜きに親子っていうつながりを自然に感じながら、芦ノ湖で海賊船に乗って一回りしたんです。とても楽しかったです」とうれしそうに語っていた。
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