あなたがしてくれなくても:「子供作ってもいいよ」 “陽一”永山瑛太のデリカシーのなさに視聴者「この10年で一番最低なせりふ」「ほんと怖い」

連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」第9話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」第9話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の奈緒さん主演の連続ドラマ「あなたがしてくれなくても」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第9話が6月8日に放送された。永山瑛太さん演じる陽一のみちへの言動が「最低すぎる」と視聴者の間で話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載中のハルノ晴さんの同名マンガが原作で、夫婦のセックスレスがテーマ。三竿玲子さんのプロデュース、演出は西谷弘さんと、話題を呼んだドラマ「昼顔」(フジテレビ系)のスタッフが9年ぶりに再集結した。

 第9話では、陽一がみちにマンションを買わないかと提案。みちは戸惑うが、陽一はすでに内覧の予約を入れていた。マンションの間取りを見たみちが「他の間取りなかった?」と尋ねると、陽一は「十分だろ、今より広いし」と返答。みちは「陽ちゃん、子供のこと全く頭になかった?」と不信感を抱く。

 内覧の日、「やっぱり今日マンション見に行くのやめない?」と乗り気ではないみちに、陽一は「2LDKにすればいいじゃん。子供部屋のことでしょ?」と言い、2LDKの物件を見ることに。子供部屋に入ったみちは「もしレスじゃなかったら、今頃私と陽ちゃんはどうなってたのかな。愛し合って、子供ができて、家庭を作って。それがこんなにも遠く感じるなんて」と寂しさが込み上げてくる。

 ある日の夕食時、陽一はみちに「マンションどうする?」と聞く。みちが「今のままじゃマンションなんて買えないよ。私たちの将来のこと、もっと話し合わなきゃ。陽ちゃんは本当に子供欲しい?」と尋ねると、陽一は「子供は欲しくない」と返答。みちが涙を浮かべながら「どうしてそんな大事なこと今まで黙ってたの? 私が子供欲しいの知ってたよね?」と問いかけると、陽一は「言ったら俺から離れていくだろ。俺はみちと一緒にいたくて結婚したんだよ」と答えた。ショックを受けたみちは、寝室に駆け込みベッドに伏して泣いた。

 終盤で、みちが陽一に「話したいことがあるの」と切り出す場面が登場。いつもと違うみちの様子を察した陽一は「子供作ってもいいよ」と返す。みちは「作ってもいいなんて言われて、私が喜ぶと思った? 私は、もうその場しのぎの言葉はいらないの」と言うと、「今までどんなに傷ついても、陽ちゃんへの愛情があったから一緒にいられた。私と離婚してください」と告げた。

 陽一のデリカシーのない言動の数々に、SNSでは「みちのことを大切に思う気持ちは本当なんだろうけど、言葉選びのセンスが笑っちゃうくらいないのよ」「『子供作ってもいいよ』この10年で一番最低なせりふに違いないよこれ。本当になんなんだこいつ」「陽一はダメな要素をほぼ一身に背負わされたキャラ」「まったく空気が読めない自己中心的な陽一にイライラ」「陽一はこの世で一番自分が大好きなんだよな」「ほんと怖い」といったコメントが寄せられた。

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