沢城みゆき:「シティーハンター」新作劇場版出演 神谷明、伊倉一恵との共演に「本当にぜいたくな機会」

「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」のイベントに登場した沢城みゆきさん
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「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」のイベントに登場した沢城みゆきさん

 1980~90年代に人気を集めた北条司さんのマンガ「シティーハンター」の新作劇場版アニメ「劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)」(9月8日公開)のイベントが6月13日、EXシアター六本木(東京都港区)で開催され、冴羽リョウ役の神谷明さん、依頼人の女性・アンジーを演じる沢城みゆきさん、リョウの過去を知る男・海原神役の堀内賢雄さんが登場した。沢城さんは、神谷さん、槇村香役の伊倉一恵さんと一緒に収録をすることを熱望したといい、「本当にすごいエネルギーでお二人がアフレコなさるので、こうやって声の力でキャラクターを作り上げていくんだと思いながら、本当にぜいたくな機会になりました」と収録を振り返った。

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 新作の収録では、コロナ禍の影響からキャストそれぞれが個別で収録をする可能性もあったといい、沢城さんは「神谷明さんとアフレコできるなんて、このチャンスを逃すわけにはいかないと思って。『どうしても神谷さん、伊倉さんと一緒がいいです』とお願いして一緒にやらせていただきました」と明かした。沢城さんは神谷さん、伊倉さんと収録を共にして「リョウは神谷さんが演じてらっしゃるけど、リョウの魅力を表現できるのは香役の伊倉さん。お互いをうつし合いながら、相手の魅力を伝えながら、二人で会話をされていたんです」と感じたといい、「今キャラクターを立ち上げていくというエネルギーがすごかった」と語った。

 イベントには、こだま兼嗣総監督、主題歌を担当する音楽ユニット「TM NETWORK」の小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんも登場した。

 新作は、現代の東京を舞台に冴羽リョウの過去を描き、パートナーだった槇村秀幸の死の核心に迫る。2019年に公開された前作「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」に続き、こだまさんが総監督を務め、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」などのむとうやすゆきさんが脚本を手がける。サンライズ、アンサー・スタジオが制作する。前作に続きオリジナルキャストが集結し、冴羽リョウ役の神谷さん、槇村香役の伊倉さん、野上冴子役の一龍斎春水(麻上洋子)さん、海坊主役の玄田哲章さん、美樹役の小山茉美さんが出演する

 「シティーハンター」は、1985年にマンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まったマンガ。東京・新宿で、裏社会ナンバーワンの始末屋(スイーパー)冴羽リョウの活躍が描かれた。コミックスの累計発行部数は約5000万部。1987~99年にテレビアニメが放送されたほか、3作の劇場版アニメが製作された。2018年にはフランスの実写映画「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」が公開された。2019年に約29年ぶりとなる劇場版アニメ「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」が公開され、累計興行収入が15億円を突破するなどヒットしたことも話題になった。

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