二宮和也×中谷美紀×大沢たかお:10月期“月9”でトリプル初主演 逃亡犯、報道キャスター、孤高のシェフ 聖夜に3人の人生が交錯する

10月期“月9”ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」に主演する(左から)中谷美紀さん、二宮和也さん、大沢たかおさん
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10月期“月9”ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」に主演する(左から)中谷美紀さん、二宮和也さん、大沢たかおさん

 俳優の二宮和也さん、中谷美紀さん、大沢たかおさんが、10月期のフジテレビ系“月9”ドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(月曜午後9時)でトリプル主演することが6月26日、明らかになった。3人共、“月9”ドラマ初主演となり、二宮さんは他の2人とは初共演、大沢さんと中谷さんはTBS系連続ドラマ「JIN-仁-」シリーズ(2009、2011年)以来12年ぶりの共演となる。

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 監督は、「HERO」シリーズ(2001、2014年)や映画「マスカレードホテル」シリーズ(2019、2021年)などを手がけた鈴木雅之さん。企画・プロデュースは「コンフィデンスマンJP」シリーズ、「リーガルハイ」シリーズなどを手がけた成河広明さん。脚本は、映画「翔んで埼玉」(2019年)で第43回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した徳永友一さんが書き下ろすオリジナル作となる。

 二宮さんは横浜の山下埠頭(ふとう)で起きた銃殺事件の容疑をかけられた記憶喪失の勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ)、大沢さんは横浜・関内で三代続く老舗レストランでクリスマスディナーの準備に追われている孤高のシェフ、立葵時生(たちあおい・ときお)、中谷さんは銃殺事件の現場に直行したのはローカルテレビ局「テレビ横浜」の報道キャスター、倉内桔梗(くらうち・ききょう)を演じる。

 二宮さんの“月9”出演は、2010年の松本潤さん主演「夏の恋は虹色に輝く」最終話に友情出演して以来で、本格的な出演は今回が初めて。また、同局の連ドラには2010年の「フリーター、家を買う。」以来13年ぶり。大沢さんは地上波の民放連ドラへのレギュラー出演は主演ドラマ「JIN-仁-」シリーズ以来12年ぶりで、“月9”にはドラマデビュー作となった1994年の「君といた夏」以来、29年ぶり2度目のレギュラー出演。中谷さんは1993年の“月9”「ひとつ屋根の下」で俳優デビュー。“月9”ドラマへの出演は1998年の『Days』(1998年)以来25年ぶりとなる。

 二宮さんは“月9”について、「今回は主演ということで本当にありがたい限りです」といい、「月9といえば恋愛ドラマが多かったと思いますが、最近はとにかく面白くて、誰も見たことがないものを届けようという枠になっていますよね。このドラマも三つのストーリーが入り混ざった一筋縄ではいかない作品ですし、時代の変化も感じて感慨深いです」とコメント。視聴者に向けて「クリスマスイブの1日をどんなふうに過ごすのか、人それぞれだと思いますが、僕らはこの三つのストーリーをお届けしますので、純粋に楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。

 大沢さんはオファーを受けて、「こんなに挑戦したいと思える作品はないと思いました」といい、「自分の俳優生命を懸けて臨む価値のある作品だと思っていますので、ご迷惑をおかけしないように精いっぱい頑張りたいと思います」と語った。シェフを演じるため、「試しに包丁を買ったんです。みじん切りまでは相当うまくなったと思います。最近もある洋食屋さんに行ってきまして、厨房を見学させていただいたりしています」と役作りを始めており、月9初主演に向けて「僕のドラマデビューは月9なんです。初めて芝居をしたのが今から約30年前。自分のルーツにこんなに長い年月をかけて戻らせていただくことができてとてもうれしいです。自分にとっては勝手にホームのような場所だと思っていますし、ワクワク、ドキドキしています」と話している。

 中谷さんも「初めてドラマに出演させていただいたのが“月9”でした。それから30年の時を経て、二宮さん、大沢さんとご一緒に主演を担わせていただけるとのこと、今からドキドキしております」といい、「何より体力が大事ですので、しっかり食べて、合間でしっかり睡眠をとって、役柄の心情を大切に演じたいと思っています」と意気込んでいる。そして「これからいただく脚本を大切に読み込んで、初めてご一緒させていただく鈴木監督の描かれる世界観の中で、物語の“住人”になることを大切に心がけていきたいです。そして、共演者の皆様との心のキャッチボールを今から心待ちにしております」と話している。

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