千と千尋と神隠し:日本人キャストが日本語で初の海外公演決まる 橋本環奈と上白石萌音が続投、日英同時上演

舞台「千と千尋の神隠し」のポスタービジュアル
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舞台「千と千尋の神隠し」のポスタービジュアル

 スタジオジブリの劇場版アニメ「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督、2001年)を舞台化した「舞台 千と千尋と神隠し」(東宝)が2024年4~7月、英ロンドンの劇場「ロンドン・コロシアム」で上演されることになった。本作品の海外公演は、これが初めて。日本国内でも2024年3月から再演されるため、2024年4~7月の間は、日英2カ国同時上演となる。

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 主人公の千尋役は、初演に引き続き、俳優の橋本環奈さんと上白石萌音さんが演じる。東宝演劇の海外公演はこれまで、主に現地キャスト、現地語のせりふで行われてきたが、今回は日本語のせりふでの公演となる。日本人キャストによる日本語での海外上演としては、演劇史上最大規模の試みという。

 橋本さんは「矜持(きょうじ)をもって臨みたいと思います。今までは、日本人の方に日本語の言葉で届けてきたわけですけれど、ロンドンではそれをどう伝えるのか、もっと伝わりやすくしなくてはいけないのか。私達の表現も変わりそうです」と語った。

 上白石さんは「日本語で演じられる、日本でやった形そのままに持っていけることはすごく名誉なことで、日本のお客様に楽しんでいただけたものが、ロンドンの方にどう届くのか楽しみですし、とても幸せで光栄なことだと思っております」とコメントした。

 「舞台 千と千尋と神隠し」は日本国内でも2024年3月から再演され、4~7月の間は日英2カ国同時上演となる。

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