高橋文哉:GP帯連ドラ初主演で“金10”凱旋 「フェルマーの料理」で志尊淳とW主演

10月期の連続ドラマ「フェルマーの料理」でダブル主演する高橋文哉さん(左)と志尊淳さん(C)TBS
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10月期の連続ドラマ「フェルマーの料理」でダブル主演する高橋文哉さん(左)と志尊淳さん(C)TBS

 俳優の高橋文哉さんと志尊淳さんが、10月期の連続ドラマ「フェルマーの料理」(TBS系、金曜午後10時)でダブル主演を務めることが8月3日、分かった。高橋さんがゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)の連続ドラマで主演を務めるのは初めてで、「最愛」(2021年)で話題を呼んだ髙橋さんにとっては“金10枠”凱旋となる。

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 ドラマは、マンガ誌「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾さんの同名マンガが原作。数学者の道を挫折した天才数学少年・北田岳(きただ・がく)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(あさくら・かい)が出会い、数学的な思考で料理という難題に立ち向かっていく青春ストーリーだ。

 高橋さん演じる岳は、幼い頃から数学に魅了され、数学に人生を捧げてきた。裕福な家庭ではなかったが、学業で優秀な成績を収め、数学者になることを目指して特待生として名門校に通っていた。しかし、高校3年生で挑んだ「数学オリンピック」選考会でライバルの圧倒的な実力を目の当たりにし、数学者の道を挫折。そんな折、カリスマシェフの朝倉海と出会い、料理の才能を見いだされる。

 志尊さん演じる海は、若き料理界のカリスマで、東京にある二つ星レストラン「K」のオーナーシェフ。幼い頃から料理人になるべく育てられ、史上最年少で星を獲得した。岳の料理の才能に目をつけ、すさまじいスピードで成長させていく。一方、岳の才能を利用して成し遂げたい企みがあるようで、謎めいた意味ありげな発言も目立つ。

 高橋さんは、高校時代に調理師免許を取得。本格的な料理の腕前を披露するのは本作が初めてで、「料理とお芝居を結びつけたいとずっと思っていたので、お話をいただいたときは本当にうれしく、今からやる気に満ちあふれています。“数学×料理”という皆さんも見たことのない景色を楽しんでもらえたらいいなと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください」とアピールした。

 演じる岳について「料理をしつつもそこに数学的要素を無意識に入れていて、そこを海が見てくれて、自分の魅力を引き出してもらうような……岳自身も知らない世界に連れていってもらうのですが、本当に前向きですごく熱意のある少年です。そういう熱さや無邪気さ、かわいらしさをちゃんと表現したいなと思っています」とコメント。

 志尊さんは「(料理をする頻度は)年0だったけど……これからは包丁を握ろうと思っていて。まずは料理を楽しむ、それが根底にないと作れないと思うので、今すごく楽しいです」と明かし、「料理とほど遠い世界で生きてきたので、カリスマシェフまでの道のりは長いなと思いつつ、でもそこに挑戦するまでの過程が役に結びつくと考えていますので、必死に頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

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