フェルマーの料理:“海”志尊淳の涙に「引き込まれた」「もらい泣き」の声

ドラマ「フェルマーの料理」最終回の一場面(C)TBS
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ドラマ「フェルマーの料理」最終回の一場面(C)TBS

 俳優の高橋文哉さん、志尊淳さんダブル主演の連続ドラマ「フェルマーの料理」(TBS系、金曜午後10時)の最終回が12月22日に放送された。志尊さん演じる朝倉海が涙する場面があり、SNSで話題になった。

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 最終回では、岳(高橋さん)の力を借りて料理の世界に戻ることを決意した海だったが、師匠であり神である渋谷(仲村トオルさん)はそれを認めようとしない。渋谷は2人の料理を食べに翌日「K」へ行くと宣言し、それが真理の扉を開くものでなければ、二度と料理はするなと海に約束をさせ……と展開した。

 渋谷が海への思いを話す場面では、「お前は病気になってもなお、料理の世界に戻ってきた。その時点でお前はもう、俺を超えてるんだよ。俺を神と言ってくれるなら、お前は神を超えた」と話した渋谷。

 そんな中、岳から「海さんに話したいことはそれだけなんですか?」と問われた渋谷は、「腹立たしかったよ、ずっと。突然俺の人生に現れて、うっとうしかった。出会ったその日から俺の心に居座って……」と海との日々を振り返る。

 「それに、勝手に病気になって、俺がどれだけ心配したと……。そうか、お前を心配してたんだな。俺はずっと、息子だと思ってたんだろうな」と続けたことから、海は思わず涙をこぼす。そして、涙ながらに海は「渋谷先生、俺のこと拾ってくれて、俺に料理を教えてくれて、俺に人生をくれて、ありがとうございました」と感謝する様子が描かれた。

 SNSでは、「海を演じた志尊淳さんの演技に引き込まれました」「海の涙に泣かされた」「見たことのない海さんの表情と涙にもらい泣き。渋谷さん、海さん、岳くん、3人のシーンがよかった」「渋谷先生はずっとずっと息子として、海を心配して愛してたこと、ちゃんと海に伝えられて、海の涙にもう涙止まらなかったよ」といった声が上がった。

 原作はマンガ誌「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾さんの同名マンガ。数学者の道に挫折した天才数学少年の岳と、謎多きカリスマシェフの海が出会い、数学的な思考で料理という難題に立ち向かう。

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