新婚さんいらっしゃい！：撮った写真は3年で3万枚！　プロポーズは指輪ではなく撮りためた写真集

　藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい！」（ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分）。8月6日の放送では、千葉県からカメラマンの夫と技術者の妻が登場する。なんと2人は高校の同級生で初恋の相手同士。高校1年生から10年の恋を実らせて結婚したという。

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　同じクラスだった2人は、共に保健委員を務めていた。ある日、妻がクラスメートの検尿をまとめて保健室に持っていこうとした時、重たそうなのを見かねた夫が声を掛けた。その瞬間、恋愛経験ゼロだった妻は、夫のたれ目とぷっくりした唇に思わず一目惚れ。

　妻の方から連絡先を聞き出し、3カ月ほどやりとりした後、妻からメールで告白した。一方、夫もこれまで恋愛経験なし。告白を受け「これが恋愛か！」と心を揺さぶられ「僕も好きです」と返答し、交際がスタートした。

　初々しいカップルにとって、クラスメートの目につく場所でのデートはご法度だった。校内でこっそり会える秘密の場所を夫が探し、校舎の屋上へ続く踊り場で、密かに放課後デートを重ねた。ある日、夫は親に買ってもらったカメラを持って現れ、大好きな妻を被写体に、写真をパシャリ。以後、それが恒例となり、デートのたびに撮りためた写真は、高校3年間でなんと約3万枚。社会人になっても、夫のカメラの被写体は、いつも妻だった。

　3年間の遠距離恋愛、2年間の同棲と、互いに一途だった2人。ある日、自宅で夫が急に妻を抱きしめてプロポーズした。晴れてゴールインした2人だったが、プレゼントされたのは指輪ではなく黒い本。妻が本を開くと、それはともに過ごした10年間を1冊にまとめた愛の証しで、夫の手による「妻のための写真集」だった。