ドラマ1週間:来秋の朝ドラ「おむすび」ヒロインに橋本環奈 起用理由も 「美 少年」浮所飛貴が「NEWS」増田貴久と会見 

2024年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」のヒロインを務める橋本環奈さん
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2024年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」のヒロインを務める橋本環奈さん

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(8月5~11日)は、2024年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おむすび」のヒロインを俳優の橋本環奈さんが務める話題、人気グループ「美 少年」の浮所飛貴さんが東海テレビとWOWOW共同制作の連続ドラマ「ギフテッド」の制作発表会見に、主演を務める「NEWS」の増田貴久さんと登場したことが話題になった。前後編で取り上げる。

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 ジャニーズJr.の人気グループ「美 少年」の浮所さんが8月9日、東京都内で行われた東海テレビとWOWOW共同制作の連続ドラマ「ギフテッド」の制作発表会見に、主演を務める「NEWS」の増田さんと登場。浮所さんは増田さんの現場での印象を聞かれ、「増田君にとっての“十八番”があって。現場に入ってあいさつするとき、『あっ……浮所君? 今日からなのかな? よろしくお願いします』って毎回言われる(笑い)。13回くらいやっています」と答え、「増田君の印象がこの作品に入ってガラッと変わった。とにかくボケまくる(笑い)」と話していた。

 ドラマは、「金田一少年の事件簿」や「BLOODY MONDAY」など数々のヒット作を手がけた天樹征丸さん原作、雨宮理真さん作画の同名マンガが原作。並外れた推理力や洞察力、論理的思考を持つ天才刑事と、目視によって殺人犯を見抜く才能を持つ高校生がバディーを組み、さまざまな難事件に挑むミステリー。

 2024年度後期のNHK連続テレビ小説のタイトルが「おむすび」と発表され、橋本さんがヒロインを務めることが9日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で行われた制作発表会見で明らかになった。NHKのドラマに出演するのは初めて。

 橋本さんは、1999年2月3日生まれ、福岡県出身。2007年から芸能活動を開始。2022年12月31日に放送された「第73回NHK紅白歌合戦」の司会を務めた。会見で橋本さんは「朝ドラヒロインらしく、あとギャルなので明るく楽しく皆さんに元気のいい1日のスタートが切れるように、明るい朝をお届けしたいなと思っております」と意気込みを語った。

 連続テレビ小説第111作となる「おむすび」は、橋本さん演じるヒロインが、ギャルとして自分らしくポジティブに生き、平成・令和の荒波をたくましく突き進む物語。あることがきっかけで“人のために役立つ喜び”に目覚め、栄養士を目指すという展開だ。脚本は「正直不動産」「ハコヅメ ~たたかう!交番女子~」をはじめ、数々のヒットドラマや映画の脚本を手がけてきた根本ノンジさんが担当する。

 制作統括の宇佐川隆史さんが会見後に取材に応じ、今作に込めた思いや、橋本さんの起用理由などを語った。橋本さんをヒロインに指名したのは、演技力や気負わない雰囲気に加えて、「食べている姿が素晴らしい」ことが決め手になったという。「朝ご飯を食べた後でも、ご飯を食べたくなるぐらい(笑い)、おいしそうに食べるんです。大阪局は食べ物を作るスタッフが非常に熱くて、おいしいものを作って役者さんの演技を引き出すので、そこを半分ドキュメントで撮ろうという話になっています」と、橋本さんの食べっぷりが見どころになるだろうと予測した。

 「おむすび」について宇佐川さんは「平成の持つ枠を外れた元気さで、優しさというよりは『パワフルにいたわる』ということをテーマにしたい。大好きな街の“町中華”みたいなドラマになればと思います」と希望を語った。

 サッカー元日本代表の宇佐美貴史選手の妻で、タレントの宇佐美蘭さんがこのほど、自身のインスタグラムを更新。8月13日放送のTBS系「日曜劇場」(日曜午後9時)枠の連続ドラマ「VIVANT(ヴィヴァン)」第5話(13日放送)に出演することを報告した。宇佐美さんは「『VIVANT』の第5話に少しですが出演しています! ロケは島根でしたが、お天気も良くとても気持ち良い日でした」とつづり、ロケ現場と思われる写真を投稿した。

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